羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

道産バウダアカーニバル2日目、ロゲイニング

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 今日はロゲイニングでした。家が近い人ほど遅刻しやすい法則で、結構スタートギリギリ近くに会場に着きました。

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 スタート10分前くらいに注意事項の説明。ポイントのチェックの仕方や、ボーナスポイントが存在することが初めて説明されました。そして5分前に地図配布。見た瞬間に2,3時間で全部取れると思いました。

 しかも、タイムは関係ないので、5時間もあれば、総取りチームが続出し、ボーナスポイント勝負になると思いました。

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 時間はたっぷりあるし、昨日の疲れも残っていたので、私はほとんど走らずに(走らなければという気持ちになれませんでした)地図読みに専念しました。

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 私たちのチームの軌跡を見ると、完全に一筆書きになっていることに加えて、標高差でも登り返しを出来る限り少なくした軌跡になっています。軌跡ルートの赤い部分が高い所、青い部分が低いところです。

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 断面図で描くと上の様になります。これは、ひとえに私が疲れていて登ったり下ったりするのが嫌だったからですが、別の言い方をすれば、最も無駄のないルート選択とも言えるかもしれません。

 最も、今回の設定では多くのチームが似たルートを通ったでしょう。

 問題はボーナスポイントです。

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 カメラマンは早い段階で会えました。CPに限定されているキツツキとハートマークは注意して見ていれば見つかりました。

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 難しかったのはどこにあるのか分からない猿の腰掛と、「エゾリスハニーポーズ」です。我チームは誰もインスタをしていなかったので、このポーズが判らず、適当にリスらしいポーズで写真を撮ったら、ダメで加点されませんでした。さるのこしかけも見つからずに2時間53分でゴールしてしまいました。

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 まだ2時間以上時間があるのですから、もう一度行って二つを解決する方法もありましたが、何だかロゲイニングとは違う要素で勝負するのも違う気がして(単にもう一度行く体力と根性がなかっただけかもしれませんが)、3人でお風呂に入ってまったりしてしまいました。

 結果は4位タイ。

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 エゾリスハニーポーズがわかれば780点で2位タイ、さるのこしかけも探し出せば800点で1位タイでした。マムートチームはハート型とさるのこしかけを探しにもう1回登って探し出したそうです。気合と根性が違います(スピードもめちゃくちゃ速いです)。我々がマムートに勝つには、地図が難しくないと無理です…。

 それでも、ロゲイニングは楽しいです。今日は天気にも恵まれました。OMRのO田さんをはじめ、スタッフの皆さん本当にありがとうございました。地元で開催されるというのも嬉しいので、来年も是非お願いしたいと思いました。

道産パウダアカーニバル1日目、スノーラン10km

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 今日はOMRのO田さん主催のスノーシューランとスノーランが余市のゴルフ場で行われました。

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 このイベント、1日目の午前はスノーシューラン、午後はスノーラン、明日はロゲイニングが行われます。明日は蝦夷モモンガチーム(yamamoto氏とF島君と私)でロゲイニングに出ます。今日は、どちらかというと明日の偵察です。

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 朝のスノーシューラン10kmのスタートを見に行きました。

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 ゲストランナーのあいさつです。

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 そして、余市としては珍しく雪が強く降る中、スタートしていきました。昨晩から15㎝以上積もっており、スノーシューかツボ足かこの季節なら迷うかもと思ていましたが、明日もスノーシュー以外には考えられない状況です。

 一旦家に戻り、雑用をこなして12時半スタートのスノーランに向かいます。

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 けっこう速そうな若者が沢山来ています。仮装している人も女装している人もいました。

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 そうして、スタート。1位は賞金、3位まで商品がもらえるので、最初ダッシュしましたが、すぐに3番に。そのペースは自分としては相当無理をしていて、1km過ぎたあたりからどんどん抜かれて1周目が終わるころには最下位に近くなっていました。

 あわよくば入賞と思っていましたが、とんでもない。自分を誤魔化すため、途中から「これは明日の下見だ」と思い込もうとしていました。シューズはサロモンのスピードクロスにしましたが、とにかく走りずらい。2周目はコンディションがさらに悪化していました。

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 下見ならば、スノーシューの10kmに出るべきで、スノーラン10kmは5kmのコースを2周するものでした。エントリーの段階ではスノーシューの10kmをツボ足で走るのだと勘違いしていました。

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 それでも、自転車通勤の時にいつも横に見ていたのに、今まで一度も入った事が無かったゴルフ場だったので、ゴルフ場の状況は良くわかりました。ルスツのゴルフ場に比べて、圧倒的に起伏の激しいゴルフ場です。

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 何とかゴールしました。私の少し後に、5kmスノーランのトップ選手達がゴールしましたが、二人とも短パンでした。

 その後、豚汁をいただき、風呂に入って表彰式を見て帰りました。

 帰りがけにO田さんらから、明日は10チームくらい出る事、皆、「打倒マケドンスコ(蝦夷モモンガ)」に燃えていることを伺い、唖然としました。

パウダースノーシューラン2021第4戦

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 今日はパウダースノーシューラン第4戦でした。

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 今回のルートは、下手をしたら本当に遭難するのではないかと思うほど、山奥までポイントが設定されていました。

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 私の今日の作戦は、一昨日の雨が凍っていることを利用し、スノーシューを背負ってツボ足で挑むというものでした。

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 しかし、この作戦は失敗で、スタートしてすぐに最下位になりました。

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   ツボ足では沈むということはそれほどなくても、いちいちずるっとなって前に進む推進力がスポイルされる様です。ポイント1番近くまでツボ足で行ってみましたが、諦めてスノーシューを履きました。

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 そしてもう一つの失敗はコンタクトレンズにしたことです。前回のスノーシューランもコンタクトにしましたが、地図が1万分の1で尚且つ晴れていたのでコンタクトでも見えました。

 しかし、今日は2万分の1の地図。天気は曇りや雪。これでは等高線の微妙な所が良く見えません。案の定、1から2に向かうところで、敢えて誰も通っていない沢から攻めましたが、大きく東にずれていて、自分の位置をロストし、20分以上さまよいました(ただ、人のトレースを見ずに自分だけの判断で進むのは間違っても面白いです)。

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 この辺りは上手く読めていない様で、8→9も、12→13もスムーズに行っていません。

 ペースも上がらず、時間だけがどんどん過ぎていきました。

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 結局、完走はしましたが、制限時間を15分くらいオーバーしてしまいました。リザルトはまだ出ていませんが、失格の筈です。

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 それでも、山の中を5時間も地図を見ながら彷徨えたのは、大変楽しかったです。ゴール後に優勝した北大のT君やS君と、たどったルートを確認し合ったのも楽しかったです。

新しいクロカンブーツ、サロモン SNS RS8 パイロット

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 新しいクロカンブーツを購入しました。

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 今持っているアトミックのブーツが2つあります。しかし、だいぶ疲れてきました。

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 クロカンのビンディングは1レールのSNSシステムと2レールのNNNシステム(サロモンではPROLINK、フィッシャー・ロシニョールではTURNAMICとも言います)の大きく分けて2種類あります。

 NNNの方が新しいシステムで、サロモンとアトミックだけがSNSを作り続けていてくれたのですが、アトミックも止めたようで、ついにサロモンだけになってしまいました。サロモンも主流はNNNと互換性のあるプロリンクシステムになっています。

 しかし、私はNNNのビンディングは持っておらず(息子の短めのスキーはNNNですが)、レース用のスキー3本はいずれもSNSシステムです。板はあるのにブーツは無いという状況に陥りかけており、思い切ってNNNに切り替えようかとも思いましたが、札幌のニッセンスポーツに2020-2021モデルのこのブーツが3割引きで売られていました。サイズも実際に履いてみて丁度よい26.0㎝がありました。
 何だか、ビデオテープのベータとVHSでいつまでもベータにこだわっている様な感じでもありますが、フィンランドとかではまだかなりSNSも売られていたので、今回の購入できたこともありますので、もう少しSNSで精進したいと思います。

 

ペツル スイフト RL

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 新しいライトを購入しました。ペツルSWIFT RLです。1.2万円くらいしました。

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 900ルーメンで100g。

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 今持っているライトは、200ルーメンで3時間。ニセコアドベンチャーレースでは、一晩持たず、夜中12時前に乾電池にバッテリーを交換しました。

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 まだ、使っていませんが、このライトはスタンダード(同じ光量でつけっぱなし)モードで550ルーメンで2時間、200ルーメンで5時間。
 しかし、このライトの真骨頂はリアクティブモード。周囲の明るさや対象物を自動で判断し、最適な光量に瞬時に変化するそうです。リアルアクティブでは強(最大900ルーメン)で2~30時間、中(最大で300ルーメン)で5~40時間。この中モードでニセコアドベンチャーレースレベルのシチュエーションでは、一晩は持ちそうです。

 購入するきっかけは、3月末に行われるナイトロゲインに参加するためです。以前に参加した夏のナイトオリでも、遠くを見るためには大光量が欲しいのに、手元の地図を見るためにはまぶしすぎるという事が起きていました。

 リアクティブモードがうまくいけば、電池は長持ちするし、地図と遠くの両方が見やすくなるという良いとこばかりです。しかも100gと今持っているライトと重さもほとんど変わりません。

 箱の中に入っている説明書を読んでも、スイッチの細かい事は書いていないので、そこが不安ですが、早く実際に使ってみたいです。

 自転車用ライトもそうですが、この10年くらいでのLEDを駆使した技術の進歩は、目を見張るものがあると思います。

 

追記

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 200ルーメンの今まで使用していたSEO7Rは93g、ペツルは101gでした。

 早朝暗い中で雪かきで使用してみましたが、大変良いです。極端に明るいという感じは無いのですが、光の広がる範囲が自然で広いです。 そして、遠く離れた木を見ようとすると、まるで私の気持ちがわかるようにスポットのライトが活躍してそこを強く照らします。ふと手元を見ると、グッと光が弱まります。

 家の中でも、パソコンのキーボードを見ると光が弱まりますが、パソコンの画面やスマホを見るとさらに光が弱まります。

 モードはスイッチを一回押すとリアルアクティブモードの弱(MAX BURN TIME)、もう一度押すと中(STANDARD)、もう一度押すと強(MAX POWER)、もう一度押すと消灯します。この4つの繰り返しです。同じ光量で光るモード(スタンダードライティング)に変えるにはどのように設定すればよいのか分かりませんが、そもそもその必要が全くありません。

 強の時でも手元を照らすと弱の時と変わらない暗さになります。これは、ナイトオリエンテーリングで、遠くを見た後にすぐ地図を確認する時など絶大な威力を発揮すると思います。また、自転車に乗っていて、ふとサイコンを見た時なども良いと思います。

 暗い中で読書をしてみましたが、今まで持っていたライトの弱と同じ感じですが、光のムラがほとんど無く、さらに読みやすいです。

 加えて、バッテリー残量のインジケーターが付いていて、さらにスイッチのロック機能も付いていてバッグの中でスイッチが押ささってしまうということもありません。

 これは、何とも使いやすいライトを手に入れる事が出来ました。 

 

 

全日本スキーオリ、パシュートも3位

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 今日は全日本スキーオリエンテーリングパシュートでした。

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 沢を越えてスキー場の斜面も一部使用した、ミドルというよりロングに近い設定でした。

 パシュートは昨日のスプリントの1位から順にタイム差でスタートします。2日間の合計がパシュートの成績になりますので、ゴール順がそのまま成績順位となります。

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 スタート時はしたがって、私の前にI君とKちゃんがいました。

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 トップがスタートしたところです。

 

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 私のスタート直後です。

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 私は、1から3までは順調だったのですが、4,5に行くところで地図をきちんと読むのが面倒になり、「沢を越えたスキー場の手前に行けばいい」と大胆にトラバースしました。

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 しかし、これはやはり乱暴だったようで、私の2分くらい後にスタートしたSさんに5で一時抜かれてしまいました。

 その後、7-8のスキー場からの長い登りでSさんを抜き返しました。ちなみに、7-8のラップでトップはI君ですが、2位と3位には北大のS君とT君が入っています。二人ともクロカンは得意ではありませんが、フットオリでは北大のツートップ。当然、スキーを脱いで走って登ったそうです。

 長めのレースとなりましたが、結果的には3位でゴールしました。2日目だけのタイムも3位でしたが、2日目に限ると4位のA君との差はわずか2秒でした。

 天気も良く、大変気持ちの良い大会でした。

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 一時私を抜いたSさんは、2回目の沢渡でも果敢に攻め、結果的にはスキーを折りながら片足での完走となりました。

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 スキーオリはやはり単純なクロカンとはかなり違うスポーツです。

 

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 終了後は割引バッチを使って300円でフロンティアの湯に入り、

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 麹屋もとみやの食事処「お不動さん」でこがしめしを頂きました。

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 窓辺に小さなステンドグラスのある素敵なお店でした。

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 そして、弘前でガソリンスタンドに寄り、フェリーで函館までたどり着きました。

 東京方面から来ていた人たちは、新幹線が動かず対応に苦慮されていたようです。無事戻られたでしょうか。

 それにしても、コロナや地震のこのご時世なのに、思いっきり遊ばせていただいて感謝です。