2021全日本スキーオリスプリント3位

　今日は安比でスキーオリスプリントレースでした。

　私はエリート男子の3番スタート。1番はI君、2番はKちゃん。それを追ってスタートした私はすぐに、迷って1番にたどり着けません。焦りました。自分の位置を失い、しかたがないのでスタート近くまで戻りました。2分後にスタートしたA君にも最初の段階で抜かれました。A君には3番で近づき、4番への登りで追いつき、4番へのコース選択で抜かしました。登りでクロカンスペシャリストの大学生に追いついたことは、やはりダブルポールの練習の効果が出ていると思いました。その後も2分以上の差を付ける事ができました。

　2番以降は段々調子を取り戻し、後半は大胆なショートカットを数多く行いました。先週のショートカット禁止の練習会の余韻が残っていたのですが、私はショートカットできるならした方が好きです。（だから地図読みが向上しないのかもしれませんが）

　結果的にはI君、Kちゃんに続き、3位に入賞することが出来ました。

　天気はとても良かったです。

　終了後、時間がまだあったので、I君、Kちゃん、A君ら若者たちと一緒に、10kmくらいトレーニングを行いました。

　今日の宿はペンション「miwa」さんが一杯のため、ペンション「スターダスト」さんです。

　地産地消料理という事でしたが、大変美味しかったです。

　ポテトのキッシュの手前にあるヤーコンの揚げ物、カルダモンが少し効いていて絶品でした。

　ブリもポークステーキも美味しかったです。

　もちろん、コロナ対策は万全です。

　明日はスプリントのタイム差でスタートするパシュートです。

明日からスキーオリ全日本in安比高原

　明日から岩手県の安比高原で、全日本のスプリントとパシュートが行われます。今日は仕事を終えてから自家用車で南下し、今は函館のネットカフェです。シャワーが無料です。この後、深夜便の青函フェリーに乗り、船の中で眠る予定です。

　途中、長万部で三八飯店（浜ちゃんぽん）に寄ってあんかけ焼きそばをいただきましたが、普通盛でも大盛状態で大満足でした。

『俺のアラスカ』

『俺のアラスカ』　伊藤精一　著　作品社2020☆☆☆☆京

　アラスカに1973年ごろから移住し、日本人なのにエスキモーから信頼を得て広大なトラップライン（罠狩場）を譲り受けた伝説の人（現在80歳でご存命のようです）の生涯を、一時妻であったすずきひさこさんがカセットに録音したものを起こしてまとめた本です。

　語り口をできるだけそのままにして書かれているため、とても読みやすく、何となく伊藤さん自身からお話を伺っているような気になります。

　そして、何よりその中身が面白いです。罠漁師というものがどういうものなのか、70年代、80年代のアラスカの雰囲気、銃社会、動物とのかかわり方、ブッシュパイロットなどなど、大変勉強になりました。

　話の中に、星野道夫さん、野田知佑さん、植村直己さんなどが普通に出てきてそれにも驚かされました。

座・れら『空の村号』

　友人が演出している芝居を見ました。

　札幌演劇シーズン2021冬の一つとして札幌市東区のやまびこ座で上演されました。

　福島原発事故を契機に激変してしまう福島の農家一家を舞台にしています。演出家のメッセージに「当事者って誰？今ここで無関係なんだと開き直ることのできない私は、やはり当事者なんだと思うのです」とありました。思わず涙してしまうシーンがありました。10年経っても、風化させてはならない、そして、私自身も当事者なのだと再認識しました。

札幌演劇シーズン (s-e-season.com)

パウダースノーシューラン第３戦

　今日はルスツでスノーシューランの第３戦が行われました。

　今回は、バタフライ方式と言って、今日のコースて言えば121を中心に別々の3つのパターンのコースがあり、一人ひとり回る順番の違う地図が渡されています。合計すれば同じ距離を走る事になるのですが、スノーランの場合、それぞれのコースの先頭になった人はラッセルをしなければなりません。

　Aクラスには13人が参加です。yamamotoさん、F島君、昨日も一緒に走ったI 君、留寿都のKさんなど、顔見知りが多いです。

　10時半一斉スタートです。スキーを脱いだ私は遅い遅い。天気はほぼ晴れていました。

　軌跡を見ても分かりますが、ミスはほぼしていません。ただ、2万5千分の１を拡大しただけの１万分の１の地図は、細かい地形が出ていないのでその点は少し気を使いました。

　途中で、トレランのスピードではトップクラスの方々が反対の方向へ向かって行くのを見かけるなど、地図読みが難しくなると私には少し有利になります。

　最後の方は昨日苫小牧まで60kmのランニングをした（何それ？）ためか、いつもよりは遅いF君と一緒になりました。ニセコアドベンチャーレースで一緒に地図読みしながら走ったことを思い出しました。私が先にカードをチェックしたので4位でした。

　2時間半も運動し続けているのに、11kmしか走っていないのですね。あと1回スノーシューランの大会はありますが、失格になっても良いからスキーを履いて出たいです。

スキーオリ練習会

　今日はルスツでスキーオリの初心者講習会と、ミニレースが行われました。

　午前中は北大オリエンテーリング部の学生やその他のクロカン初心者の方々への講習会。スキーOの第一人者Ｉ君、女性の第一人者Ｓさんが講師となり、スキーO委員長、私が補助的に手伝いました。

　午後はパシュートのミニレースを4本行いました。エストニアの世界選手権に参加するI君のトレーニングと、初心者のレース慣れが目的です。

　地図読み力向上のため、ショートカットは禁止です。

　1本目、私は大きなミスは無く、2位。ダブルポール練習の効果も出せたと思います。Ｉ君との差は1分と少し。3位のSさんよりも30秒くらい速かっです。Ｉ君とのタイム差が、いつもより小さくて驚きました。その他の参加者は大きくタイムが離れていました。

　2本目は1本目のタイム差で遅かった人からスタートです。理論的には全員同時にゴールすることになります。

　2本目は私の少し前にＳさんが走っているので、ヒントというか、完全に地図を確認しなくても走れる感じがありました。それでも、2か所ほど、Sさんと私ではコースの選択が違い、特に最後の７に入る所で私の選択の方が速く、抜くことが出来ました。Ｉ君には早々に抜かれると覚悟していたのですが、最後まで抜かれずにゴール出来ました。何と、2本目だけのタイムは3秒ですが私がＩ君を上回りトップでした。

　3本目はＩ君がもの凄い勢いでリベンジしてきました。私は3番から4番の間でＳさんを抜き先頭になりましたが、4番から5番に行くところで、川沿いのルートを取るつもりだったのに西側のくねくねコースに入ってしまい、反対側から来たI君に丁度5番の所で先にポイントを取られました（抜かれたということです）。

　4本目は先にスタートしたSさんに最後まで追いつくことが出来ず（少しタイムは詰めたようですが）、Ｉ君にも抜かれずにゴールしました（4本目だけだと46秒差で負けました）。3本目くらいからコースはほぼ覚えてしまっていました。さらに、気温も下がってスキーも滑るようになったのか、4本比べると平均スピードは回を重ねるにつれて速くなっています。

　午後は1本1本は３ｋｍ15分程度の短いレースでしたが、その分心拍はかなり高く、それを4本もやったので私にとっても大変良いとレーニングになりました。また、Ｉ君、Ｓさんとの勝負（３人は一昨年一緒にスウェーデンの世界選手権に行った仲です）は楽しかったです。

　やはり、スキーオリは面白いです。

真駒内公園でクロカン12km、中国東北飯店

　今日も札幌です。業務終了後、ホテルに戻らずに直接真駒内公園に行きました。しかし、道路はかなり渋滞していて、時間がかかりました。
　真駒内公園には人が歩くスキーで勝手に付けた3kmのコースなどが何となくありました。今日はガリガリでした。しかも、一周コースはあちこちに木の枝が落ちていたりして、スキーのソールにもあまりよくありません。

　公園中央部に2カ所ほど、少しはトレーニングしやすい所があったので、そこをグルグル回ったりしました。距離の割にはトレーニングになっていない気がします。

　ホテルに帰ってから、あまりにお腹が空いたので、宿から歩いてすぐのところにあった中国料理屋に入りました。客は私一人でした。

　ここが良かったです。

　あんかけ焼きそば（640円）。お腹すきすぎで、追加注文してしまいました。

　フカヒレスープ（150円）

　焼きギョーザ―（275円）。美味しくて安くて満腹です。

　店主はハルピン出身の方で、中国の田舎の食堂に入った気分でした。