羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

ニセコエクスペディション2

 トレラン、ラフティング、ロードラン、パックラフト×ポーテージ、パックラフトを背負っての沢登り、トレラン、パックラフトの部分です。最後にパックラフトを膨らませているところで、時計の電池が切れています。yamamoto氏のデータによると、
 トレラン11.4㎞(2時間22分)

 ラフティング8.2㎞(1時間10分)

 ロードラン12.7㎞(1時間47分)

 パックラフト3回+ポーテージ2回19.4km(4時間01分)

 パックラフトを背負って沢登り2.8㎞(1時間36分)

 パックラフトを背負ってやぶ漕ぎ、トレラン6.8㎞(2時間10分)

 4回目のパックラフト4.0㎞(32分)

 そしてCP18/TA6での30分以上の強制休憩・食事が39分

 

 トレランを始めてすぐにスリーピングシープに抜かれ2位にまりました。

 そして、ProCP4、羊蹄山山麓のポイントです。一見、林道からすぐに取れそうに見えますが、これが、昨年までのニセコアドベンチャーレースに比べで、格段に難しい設定になっていました。

 地図に、磁北線と重なって小径が見えますが、ここを正確に歩測して入らなかったばかりに、かなりのロスタイムをしました。

  地図のCP4とCP5,CP6です。いずれもかなりのやぶ漕ぎを伴う難しいポイントでした。

 わがチームの軌跡です。一度何となく入って見つけられず、もう一度歩測して入りなおしてやっと見つけました。その間、スリーピングシープはCP4を諦めて先へ進み、ラッセル隊、レジェンド、堀江貴文さんのシャトーブリアンともこのポイントで会いました。

 3つの難しいポイントを終えて、ラフティングに向かいました。ラフティングでは少し前にスリーピングが出たばかりとのこと。2番目が私たちでしたが、すぐにラッセル隊とラッセル隊ハシゴの2チームもラフティングの開始地点に来ました。

 ラフティングは倶知安町八幡からサンモリッツ大橋までです。昨日雨が降ったため水量が多く、速めにラフトは進みました。ラフトでの順位の入れ替えはありませんでした。

 ラフトを終え、サンモリッツ大橋から国道を中心としたランです。国道に出る前の登りで、ラッセル隊に抜かれ3位となりました。ラッセル隊は国道でスリーピングも抜いてトップに。我々も国道でスリーピングを抜いて2位に。

 CP9はニセコ町有島の小山の上。その手前にトイレがあったので、入っている間にハシゴに抜かれ3位に。しかし、この小山、小道が沢山あり、それを知っている我々に有利。先行2チームが藪を切っている間に私たちは道から登り、ほぼ同時に3チームがCP9に着きました。

 CP9からパックラフトの始まりとなるニセコ駅上流1㎞ほどのCP10/TA5へは、有島記念館に向かう近道の小道があり、これを知っている私たちが先に出てトップに。しかし、川へ出る下りでラッセルに抜かれ2位でパックラフトに入りました。

 

 

 

 パックラフトはまず、自分たちで自分たちが預けた船に空気を入れるところから始まります。わがチームは何とか調達したパックラフト三艘と、私は子供用のチェコ製グモテックスジュニアです。普段の水量ならば問題なかったと思いますが、昨日の雨で増水した尻別川は、あちこちに白波の瀬が立っていて、容赦なく私の船に水を入れてきました。水が入ると沈の危険も高まるしスピードも出ないため、何度も私だけ岸に上がって重くなった船をひっくり返し水を出すことを繰り返しました。

 ほとんどを水風呂状態で進みながら、ダムのある所の手前にCPがあり、そこからは船を担いだり持ったりしてポーテージをします。1回目のはまだそんなに長い距離ではありませんでしたが、2回目のはポーテージだけで2.1㎞もあり辛かったです。

 パックラフトの間に、ラフトの上手なスリーピングシープに抜かれました。ラッセルとは何度も前後していました。

 CP14でパックラフトの空気を抜いて畳んでザックに入れ、背負ったまま沢登りです。ここで、トレランザックに縛り付けておいた、ブラックダイヤモンドのカーボンポールが2本とも無くなっている事に気付きました。がっくりです。尻別川のどこかに行ってしまいました。

 沢登りが今回のレース全体でも一番きつかったです。私は少し低体温症になりかけていたと思いますし、ザックにパドルも入れたので、木にパドルの先が引っかかって歩きずらいことこの上ありません。沢登りでラッセル隊に抜かれ、3位になります。

 一度バランスを崩して完全に水に落ち泳ぎました。

 CP15で沢登は終わりますが、ここからCP16は急斜面の藪漕ぎです。これもつらい。わがチームも集中力を欠き、少しミスをしています。

 CP15の後は、林道と途中から舗装道のトレランでした。

 そしてCP17で再びザックからパックラフトを出して膨らませ、4度目の川下りに臨みました。この区間はほぼ蘭越の街中。堤防からはよく尻別川を見ていましたが、そこを下りました。

 蘭越の街のはずれにCP18/TA6。ここでMTBにかわりますが、その前にカレーとスープとサウナがあり、30分以上の強制休憩です。カレー美味しかった。ガーミンやヘッドライトの充電もこの時から行いました。私はずっと寒かったです。