羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

ニセコエクスペディション1

 ナイトオリと、MTBの最初の部分の軌跡です。

 ガーミンのラップを取り忘れましたが、だいたい45分、3.9㎞くらいでオリエンテーリングを終え、MTBに入った様です。MTBは1時間25分くらいで23.1㎞。

 スタートは7月1日の24時というか、7月2日の午前0時。スタート30分くらい前に地図が各チーム個々人にA3判で何と11枚配布されました。さらに、チームに指示書1冊。

 各チーム、急いで地図を確認し、作戦タイムに入ります。

 同時に、競技説明は続き、地図の修正箇所を4か所くらい本部に書き写しに行くという事も加わり、大変なあわただしさでした。
 最初のセッションはルスツリゾート内でのナイトオリエンテーリングです。11枚の地図とは別にオリエンテーリング用の地図が配布されスタートです。

 ここのオリエンテーリングは、私は先週もやっていて勝手知ったる所。

 ただ、オリエンは制限時間が厳しく、すべてを時間内に回ることは(どこのチームも)出来ませんでした。

  MTBはまずルスツのスキー場を上まで登って、京極方面に抜けます。暗くてよくわかりませんでしたが、登りで何チームか抜いて、我々がトップになった様でした。ガスっていて、下りのMTBはメガネが曇るし怖い。なのに、その下りを我々を抜いて爆走していったのが、Sleepingsheep(以後スリーピング)の面々。このチームは2年前に私たち蝦夷モモンガの一員となってくれた神奈川の女性Mさんともう一人田中正人さんの日本一のアドベンチャーレースチーム「イーストウインド」に加入希望中のKさんという二人の女性が入ったチームです。命知らずのMTB下りがとても速いチームでした。

 ここで、私の中での有力各チームをまとめておきます。エクストリーム部門は限定20組の参加です。

1、KOKAJI JASO(以下、JASO)昨年の優勝チームですが、メンバーは変更。

2、KOKAJI Lejennd(以下、レジェンド)一昨年の優勝チーム。とにかく速く強いMさん、Iさん、Oさん。女性メンバーは今年も変わっています。

4、蝦夷モモンガ(以下、モモンガ)我々のチームです。

5、マドモアゼルモリシャンアドベンチャー(以下モリシャン)女性だけのチーム。

6、chateaubriand(以下、シャトーブリアンホリエモンのチームです

8、ラッセル隊 一昨年、昨年の優勝メンバーのいる最強チームです。

15、スリーピングシープ 前述。

18、ラッセル隊TEAM HASHIGO(以下ハシゴ)ランのめっちゃ早いOMRなどでもお世話になっているMさんのチーム。

 山を下った所でスリーピングシープは地図確認、その間に我々がまたトップになりました。

 夜中2時ごろ、羊蹄山京極登山口から直線距離で1㎞くらいの場所に設置されたCP3/TA2に1番で到着。そこから、トレランに入ります。

 今回のレースでは、CP(チェックポイント)とTA(トランジッションンエリア)があり、TAは必ずCPも兼ねています。TAは競技内容が変更する所で、必ず寄らなければなりません。CPは通過すると25点が加算されます。さらにCPのなかにいくつか10点のProCPというのがあり、これは難しいのでチャレンジする自信のあるチームは行って下さいということでした。(実際にはCPもProCPもどちらも難しかったです。田中直人さんの設定はいちいち藪の中だったりで、本当に…)

 勝敗はタイムではなく得点の高い方が優先されますので、どれほど早くゴールしても、取りこぼしがあると順位は下がります。

 今回は特に川下りがありましたので、スマホなども防水バッグに入れてしまいましたし、レースも全般に過酷で、自分で撮った写真はほとんどありません。また、yamamoto氏のハンディカメラも、激流にいつのまにか流されて無くなってしまいました。したがって、他のチームの写真も含めてカメラスタッフの写真をたくさん借りています。カメラマンは動画と静止画合わせて6,7人いた様で、トップスラスのチームには常にほぼ張り付きでした。トップチームについていく力のある、すごいカメラマンばかりでした。