羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

WC1日目ミドル

 第1戦目はミドルディスタンス競技でした。

 ゴール地点が大会本部のある所で、そこから1.4㎞離れた所からスタートしんました。

 スタート地点へはスマホなどを持っていくことは(通信による情報漏洩防止のため)禁止されているので、ほとんど写真はありません。

 大会本部近くのワックスルームで自撮りです。スーツの下にはコア上下です。

 自分のゴール後に撮影した、ゴール直前の北大のA君です。この地点の手前が最後のきつい登りになっています。

 ゴールしていく選手たちです。

 私のレースに関して言えば、大きなミスはないけれども、小さなミスはいくつかしました。林よりも開けたオープンが多いテレインンで、そういう意味ではワールドカップの割に難しくなかったです。

 もう少し細かいトレイルを正確に読むことをせずに、平地と林の位置を読んで思い切って攻めても、リカバリーが割と容易なので(周囲が林ばかりで、ロストすると全く自分がどこにいるのか判らなくなってしまうほとんどの大会との比較ですが)よかったのかもしれませんが、スキーオリの常識的にはやらないか。

 2分前に出走した北大のS君にはいままでほぼ負けたことはなかったのですが、今回は大きく差を付けられてしまいました。彼がラトビアから転戦する中で大きく成長したためで、若者の伸びしろに圧倒されました。私とS君の間にノルウェーやドイツの選手が4人入っていて、S君は日本人=最下位グループから抜け出しました。

 終了後はワックスをかけてから宿に戻りましたが、戻るついでに少し街から続くクロカンコースを走ってみました。午後から雪が降りだしてしまったのですが、コースは延々ときれいな状態のまま続きます。

 このコース、このまま行くと100㎞単位で続いて行くそうです。フィンランドとかもそうでしたが、クロカンに対する文化の高さを感じます。すれ違った犬を連れた老人が、どこから来たんだ?と話しかけてくれました。当然、スキーオリのことも良く知っていました。

 宿では夕食は日本人8人で協力して(Sさんにほとんど頼り切りですが)自炊しています。パンの消費量だけでも半端ないです。

 この3日間、いずれも3時間くらいしか寝ていません。こちらの時間の23時頃まで起きて、目覚めるのは1時、2時頃です。日本時間だと9~10時ごろですね。時差ぼけというより、老人の早起きになっているだけかもしれません…。