羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

手稲トレイル2022、何故か調子良く年代別2位

 今日は手稲トレイルのロング(33㎞)に出場しました。

 ロングは昨年よりも難易度が上がり、最初に手稲山の頂上まで登ります(昨年までのコースは最初に半分くらいまでしか登りませんでした)ので、頂上まで2回登るコースになっていました。

 ロングは9時スタートですが、1時間前にエキスパート(45㎞)がスタートです。 

 エキスパートの参加者にも知り合いが何人かいたので、応援しました。

 ロング参加者も、ニセコのUさん、北大オリエンテーリング部員や関係者数人、留萌時代の知り合いなどとお会いでき、なおかつ、レースの中でかなり前後で絡めたのでとても楽しかったです。また、スタッフや出店者、応援でも多くの知人にお会いできました。

 

 シューズはナイキペガサストレイル2にしました。クッション性が最高ですが、厚底のため捻挫のリスクがあります。今日の第一目標は捻挫をしないことです。 

 スタート前です。 

 最初に頂上まで登った所です。留萌の姫吉だんなとかなりの区間で前後しました。

 

 最初の下りは、とにかく飛ばさないこと。昨年、それで失敗しました。下りでどんどん抜かれますが、気にしない気にしない。実は最初の下りであれほど注意していたのに、右足2回、左足1回軽く捻挫しました。バカバカバカ。

 膝は、朝ロキソニンを飲んだためか、痛さはレース中はあまり感じませんでした。

 昨年下りで飛ばした後、ヘロヘロになった電線の下のアップダウンは、今年は余裕がありました。この区間で20~30人くらい抜きました。登りでダブルポールを使ってぐいぐい抜いていくのは気持ち良かったです。下りで抜かれた現役北大オリエンテーリング部員2人も抜き返しました。それだけ抜いても、自分としてはそこまで心拍を上げていませんでしたので、第1給水所の後の緩やかな登りは全て走りましたし、そのあとの岩の急な登りでも10人くらい抜きました。

 2回目の頂上まで登って、下りに入ると、前後の選手の雰囲気が昨年とは違うことに気付きます。皆速いです。これは結構前の方の集団に来ているのかもと、その時思いました。

 2回目のエイドにはオリエンテーリングでお世話になっているNさんもいましたが、このあたりの選手はエイドも速い。私もつられて速く出発しました。この感覚、久々にトレランでレースを真面目にしている感覚です。ただ、攣りそうになったので、再スタート直後に立ち止まり、塩を直接食べて、スポーツドリンクで流し込みました。

 最後の10㎞も私のペースは衰えず、下りは少し遅いですが、登りではさらに4人くらい抜きました。登りのペースは何故か全く落ちず、「もう何回か登りかあれば順位をどんどん上げることができるのに」とか思っていました。

 ゴールタイムは4時間49分。昨年よりも1時間近く速いです(コースは過酷になっているのに)。ロングの暫定順位は35位、50代男性では2位でした。

 時々、自分の体が良く分からなくなります。MTB通勤で小さな山を何度も超えることをしていたことが、電線下の小さなアップダウンの連続に対応できた理由かもしれません。しかし、その後の登りでも全くペースが落ちなかったのは、昨日羊蹄山に登った疲れが残っているはずなのに、理解できません。

 調子が良かった一番の原因はロキソニンだと思います。ドーピングと言われればそれまでですが、医者の勧めでもあるので、良しとします。