みる
今日は、雷電海岸をスタートし、朝日温泉、雷電山、岩内岳、目国内岳と縦走し、新見峠に置いておいた折り畳み自転車で戻って来ました。
朝日温泉から雷電山までの登山道がかなり荒れて来ていて、曇って強い風も吹き大変でした。
前の晩に新見峠に折り畳み自転車Dove+を置いて、旧雷電温泉近くの駐車場で車中泊を開始したのが午前2時。起きたら6時を回っていました。寝坊ですが、熟睡しました。
朝日温泉までの3.5㎞ほどの林道も走りました。
今日は湿地帯も通るし、ガスや雨もあると思い、コロンビアモントレイルのアウトドライシューズにゴアスパッツを付けました。さらに、スネの部分にサッカー用のガードを付け、ダイソーの100円サポーターで押さえました。
走ってもそれほど邪魔にならず、荒れた登山道では効果を発揮しました。
林道は一応立ち入り禁止になっていましたが、道路そのものは自動車が走ることの出来る状態でした。
朝日温泉はやっていませんでしたし、再開は結構厳しそうな印象を受けました。
温泉横の、この丸木橋から登山道が始まります。
午前8時頃までは良く晴れていました。
天狗岩です。奥に蘭越町港地区が見えました。
しかし、西の方から雲が出てきました。
コックリ湖が見えます。この辺りから、登山道が急な登りの上、かなり荒れてきました。スネ当てをしてきて良かったと思いました。
しかも、雲の中に入ったので、草が濡れています。さらに稜線に出ると、南側から強烈な風です。右半身だけがどんどん濡れていきました。引き返したくなりました。
やっとの思いで前雷電。雲と風の中です。
登山口から2時間35分、海から3時間13分でした。シューズの外側びしょびしょで、中も水分がしみて来ていました。
雷電山から岩内岳への登山道は、それまでに比べるとまるで高速道路の様によく整備されていました。
五つ沼。ここでシューズがさらに濡れました。
岩内岳も完全に雲の中。分岐から岩内岳往復に20分かかりました。
岩内岳と目国内岳の中間にある湿地帯です。遅くまで雪の残るところだと思います。
頂上直下に来るまで、目国内岳は全く見えませんでした。
目国内岳です。実は、スキーでは何回か来たことがあるのですが、夏道は初めてでした。
新見峠側から目国内岳への登りには合目表示がありました。
突然少し晴れてきて、前目国内岳が見えてきました。
そして、つい1時間前には完全に雲の中だった岩内岳が晴れています。岩内岳と前目国内岳の間に沼があるのですね。
前目国内岳。目国内岳は頂上だけまだ雲がかかっています。前目国内はスキーの時はトラバースしてしまうので、頂上は初めてかもしれません。
最期の下り。チセ(シャクナゲ?)は雲の中。奥はアンヌプリ?ニトヌプリ?
到着です。22km6時間半の登山の間、本当に誰一人とも人間と遭いませんでした。熊の気配も無かったし、シカともリスとも会いませんでした。
夜中にデポしておいたDove+。13時過ぎに自転車でスタート地点へ戻ります。計画を立てる際に、自転車を置く場所の候補は3カ所ありました。新見峠、神仙沼駐車場、パノラマラインの峠です。本当はチセまで終えてパノラマの峠から下ろうと思っていましたが、15時頃から雨の予報だったので、一番近い新見峠にしました。
冷たい雨の中、ブルブルふるえながら自転車のダウンヒルをすることになるのではと思っていましたが、実際には大変暖かかったです。
ダウンヒルが終わったら、いくつかのトンネルを漕いで雷電海岸に戻りました。
その後、岩内の公衆温泉に入りましたが、偶然、岩内の伝説のトレイルランナーと二人きりでした。J子ちゃんとの寿司の話とかで盛り上がりました。
■記録
雷電温泉~39分~朝日温泉~2時間35分~雷電山~1時間09分~岩内岳~1時間10分~目国内岳~1時間03分~新見峠登山口