羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

ルスツロゲイニング2020,6時間の部3位

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 今日はルスツロゲイニング大会でした。競技説明で、今回は制限時間オーバーの減点はいつもの1秒1点ではなく、10秒1点だと言われました。100点のポイントを5分オーバーして取りに行っても70点プラスになるということです。

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 この大会、チーム戦ですが10年間で9回優勝しています。

 しかし、速そうな参加者が年々増えてきています。さらに今年はロゲイニング全日本年間ランキング1位と2位の選手が組んだチームが来ています。

 このチームとは5年前からルスツて戦っており、最初の2回は我々がかろうじて勝ちましたが、一昨年はついに負けました。昨年は彼らが参加していなかったので我々はまた優勝することが出来ましたが、そもそも地力が違います。

 6時間の部には10チームが参加していました。10時のスタート10分前に地図配布、作戦タイムです。

 今回は尻別岳にポイントがありません。喜茂別方面、真狩方面、そして洞爺湖方面にポイントが散らばっています。最高ポイントは洞爺湖のサイロカフェの250点。次に高いのが洞爺湖の財田分岐と喜茂別の先日のオリエンテーリング出発点の150点。あとは100点以下です。

 我々は250点と150点の洞爺湖に執着してしまいました。遠いことは判っていましたが、もしタイムオーバーしても減点緩和ルールもあることですし。

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 洞爺湖の我々の軌跡です。

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 しかし、後でよく見ると、洞爺湖とルスツの間にポイントが大変少ない。

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 サイロ展望台に着いた時点で3時間丁度で29km走っていました。そこから20km以上を3時間で戻るのは、後半バテる我々としてはギリギリ。

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 それでも少ないポイントを効率よく取りながら何とか戻って来ましたが、17分オーバー。6時間時点で走行距離52km、トータルで54kmは我々としては最高記録です。しかも洞爺湖に降りて登っています。

 ゴールした時点で、減点はあっても120点程度なので、何とかなるかもと思っていました。

 成績発表で、1位は全日本1位と2位のチーム。2位は我々の知らない若者のチーム、3位が我々でした。

 リザルトを見ると、1位、2位、4位のチームは洞爺湖へは向かわず尻別岳の裾を回る様に喜茂別、真狩方面を攻めていました。

 洞爺湖の250点に行ったのは我々と5位のチームの2チームだけで、いずれもタイムオーバーで減点されています。

 今回は作戦ミスだったかもしれません。美幌の逆パターンになってしまいました。

 しかし、我々は54kmも走って負けたので、悔いはないです。悔しいという気持ちもあまりなく、私もyamamoto氏も負けて少しほっとした気持ちになっていました。

 我々は昨年のOMR小樽赤井川、ルスツロゲイニング、OMR小樽、そして今年の北広島ロゲイニング、美幌ロゲイニングと北海道で5連勝していましたので、そのプレッシャーでいつのまにかどこか楽しめなくなっていました。やっと分相応の結果となり、ほっとしたのです。