羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

2024ブルべ十勝200、7時間25分で完走

 今日はブルべ十勝200でした。

 新コースになってから、コースが気に入って、3年連続で出ています。昨年は雨にやられました。今年は、最高の天気でした。そして、7時間25分で完走するという、最近の私としては考えられない好タイムで完走することができました。

 前泊は、3年連続たぬきの湯のドミトリー。今年は私の横の人が、とんでもなく大きなイビキで、大変でした。私はイヤホンをしていて、フェリーとかでもそれでほぼ自分の世界に入ることができるのに、イヤホンをしていても音が聞こえてきました。

 私のベッドの上の方もなかなか眠れないようでしたが、朝になって、上に寝ていたのはAJ北海道の旧知のH谷氏であったことが判明しました。

 スタート地点へ行くと、AJHのスタッフがけっこういました。H谷氏、Horihiro氏、O場氏。そこへ、元祖十勝200の設計者S村氏が久々にやってきたので、同窓会の様になりました。十勝200が始まったのは今から19年前になるそうです。

 今回の服装は、最近の通勤スタイルや、先日の自主ブルべと同じです。下は冬用バイクジャージ、上はオクタのロングTシャツにオクタが内側に付いたジャンバー。結果的には正解でした。

 私はトップグループでスタートし、すぐに先頭に出てしまいました。

 

 十勝川温泉でT谷氏に追いつかれ、しばらく付いていきましたが、無理に先頭に出た後、付いていけなくなり単独2番目になりました。

 この土手のコース、車も何も来なくて大好きです。

 PC1のセイコマでT谷氏に追いつき、飲みものだけ買って、急いで一緒にリスタートしました。

 そこからは、結果的にはずっとT谷氏と一緒でした。

 実はT谷氏と私は、長万部400でお互いに意識した仲でした。2009年にT谷氏が見事16時間切りを実現し、2011年にT谷氏の記録を破ろうとした私がなんと15時間切りをしたということがあったのです。

 でも、一緒に走ったことはあまりなかったので、今日は嬉しかったです。

 一緒に走ったと言っても、8割はT谷さんに引いてもらいました。向かい風で、一人だったら22㎞/hくらいになったであろうところを、30㎞/h前後で走っていました。たまに私が前に出た時も、同じくらいのスピードを出せていました。

 そんな感じで、前半の向かい風部分でも休憩を含めて1時間に25㎞/hを大きく上回るペースで走っていました。広尾で8時切りが見えてきました。

 120㎞地点の広尾からは追い風です。ますます平均速度は上がっていき、私は大樹あたりでお店に入って昼食をとる予定を変え、コンビニおにぎりでしのぐことにしてタイムにこだわりました。

 180㎞地点くらいで、3番手を走っていた新得の若者に抜かれてしまいました。

 最後の最後まで追い風で、いつもだったらとても遠く感じていた区間がどこも「もう終わり?」という感じでした。

 ゴールタイムは7時間25分でした。実走タイムでも7時間27分でした。T谷さんと一緒に2番目のゴール。新得の若者は5分ほど前にゴールしていました。

 ちょっと、記憶があいまいですが、ひょっとすると200㎞の自己ベストかもしれません。この年になってこんな走りが出来て、とても嬉しいです。

 昼にお店に寄ることが出来なかったので、帰り際にインディアンのカツカレーをいただきました。

■分析と反省

・足首の捻挫もあり、ランの練習より通勤バイクにシフトしていたことが、踏むためのトレーニングになっていた。

・先々週の洞爺湖2周、先日の自主ブルべ200でクリートを使った引き足のほうも使えるようになってきていた。

・風は前半の向かい風区間は弱く、後半の追い風区間ではしっかり吹いていた

・天気が良いわりに気温は低く、体へのダメージはあまりなかった。 

・何よりT谷氏に引いてもらったり、精神的にもたくさん励ましてもらった。

・昼はグルメを楽しむ予定であったが、良いタイムを出せるチャンスだという雑念に負けてしまったのは、大人のブルべとは言えない。