『素敵な日本人』 東野圭吾 著 光文社2017☆☆☆高
短編ミステリー集です。一つひとつが面白かったです。軽く読めるのですが、そこが短編の良さかもしれませんが、もう終わっちゃったという肩透かし感?もありました。
長編ミステリーに引き込まれて、一気に読んでしまいました。ただ、生まれ変わりは2回かせいぜい3回までなら付いて行けるのですが、4回、さらに別ベクトルも加わると、頭の悪い私には何か何だか分からなくなってしまいました。人間関係と名前だけでもメモしながら読めばよかったかもしれません。
今日は曇り。クロスバイクで旧フゴッペ温泉「天山閣」のあった所まで行き(家から8kmくらい)、そこからトレランで林道を走ってみました。
砂利道に入って少し行ったところでバイクをデポします。全部クロスバイクでも行けたかもしれません。
最初の部分の地形図です。
最初の部分の軌跡です。黒丸の部分が毛無山に向かう林道の分岐です。
林道を登って、毛無山の方に向かう林道との分岐です。3月にここを通ってスキーで毛無山に行くことも考えていました。
その後は、登りながら何度も尾根と谷を曲がります。走っている距離の割に、フゴッペ川上流からほとんど移動していません。
余市側は、林道が荒れている所が所々にありました。
走りやすい所がほとんどです。
道が川になっています。
石が落ちたり、雪が残っていたり、泥だったり。
途中で、シリパ岬が見えたりします。なんだかんだ言っても余市町内です。
そして、林道の奥深く、小登山を巻くように道は続きます。ここの景色良かったです。下の方に、先週引き返した道が見えます。ほとんど写っていませんが、遠くに羊蹄山やニセコ連邦も見えました。
このあたりの地形図です。「小登山」の「山」の字の少し上あたりから撮ったのが上の写真で、「山」の字のまさにそのあたりが下の写真です。
このあたりの軌跡です。黒丸の部分が先週行ったOMRのD6です。ちょうど余市町と赤井川村の境界になっています。
先週雪で引き返したところの写真です。
さて、今日は出来れば先週来たところまで行って、フゴッペ温泉跡に戻る予定でいました。しかし、林道に入ってからここまで思いの他長く18km。戻ると熊の怖さと(古いけれど糞が3つくらいありました)、一部荒れた林道を18km走らなければなりません。このまま冷水峠まで行けば、林道部分は9kmくらいで、そこから家まで舗装道10km。先週来ていて、林道も状態が良いことが分かっています。少し迷いましたが、そのまま赤井川に抜けることにしました。
小登山さようなら。
先週撮ったのと同じミラーで写真。
そして、3週連続通った冷水峠からの林道に戻り、あとは、アスファルトを走って帰ってきました。
途中でかわいいキツネがいました。(テンもいたけど、写真は間に合いませんでした)
家に帰ってシャワーを浴び、遅い昼食を取ってから、自動車でクロスバイクを回収してきました。
トレラン部分の高度とペースです。
今日も先週も、ランの間一切の食べ物は食べていません。午後の紅茶ミルクティーと濃いめのカルピスと、沖縄の塩だけです。それで9時頃から14時頃までの、約5時間の運動でした。
新型コロナのために自宅待機されている方が多い中、大変申し訳ない気もしますが、今日もほぼ誰とも会わずに走っています。私の場合、逆にコロナの影響で通常はある筈の土日の業務が無くなり、自制がきかないくらいに走ってしまっています。土日が休めるというのはとてもありがたいことだと実感しています。
ブログを本にしました。2015年10月から2020年4月までを3冊にまとめました。ブログ始めてからずっと本にしてきたので、10冊目になります。
ココログ時代は、ココログ出版で本にしていたのですが、そのサービスが無くなってから、面倒になっていました。
しかし、ココログ時代のブログをHatenaブログに簡単にエクスポートして入れる事ができ、HatenaはMyBooksのサービスに対応していたので、割と簡単に本に出来ました。
最初の見積もりの時には、ページを縦2段に割っていなかったので、写真がとても大きくなり、5年間だとかなりの冊数と金額になってしまいましたが、縦割りすると1冊に1年半くらい入る様になりました。
どの道、この本の読者は今の、そして未来の私自身だけですので、何でも良いのです。ちょっと読みずらいですが。
5年前の記事でも読み返し始めると止まりません。
『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 体験編』 詩歩 著 三才ブックス2016☆☆☆高
新型コロナのために、しばらく海外へは行けないと思いますが、夢は広がりました。知っている所も多かったですが、初めて知った所も。写真も全体に奇麗でした。
この本の中で行ってみたくなったところ
1991年に発見され、2014年に初めて観光化されたばかりの、世界最大の洞窟だそうです。存在そのものを知りませんでした。すごいスケールです。
2位 天門山のスカイウォーク(中国湖南省)
1500m近い絶壁の上にガラス張りの散策路が2011年にできたそうです。
3位 ワイトモ洞窟の土ボタル鑑賞(ニュージーランド北島)
とてもきれい。ラフティングしながらの鑑賞も可能だそうです。
4位 ドロミティでのハイキング(イタリア北部)
しばらくはコロナで大変そうですが、きれいなトレッキングコースが沢山。
5位 アンブレラ・スカイ・プロジェクト(ポルトガル、中部アゲダ)
カラフルな傘と平和そうな町。
『ほった。』 坂本 達 著 mikiHouse2006-13☆☆☆☆☆高
ミキハウスの社員である坂本さんが、社員のまま4年3か月の有休をもらって世界一周自転車旅行をした『やった。』の続編です。
坂本さんは自転車旅行の時、ギニアでマラリアと赤痢を併発し、大変だったところを村の若い医師と村人に助けられたことがあります。その恩返しに、ギニアの貧しい村に、ギニアの人々の手によって、ギニアの人々の役に立つ井戸を掘った話です。
坂本さんは講演をしながら日本縦断自転車旅もしていますが、彼はメッセージを大変わかりやすく子供たちに伝えています。それは①あいさつをする、②感謝の気持ちを忘れない、③自分の得意分野(個性)を持つです。
彼がサムシング・グレートと呼んでいる、何か神がかった力も、彼のそうした姿勢が呼び起こしている様な気がします。
これだけのことをしながら、いまだにミキハウスの正社員。木村社長をはじめとして凄い会社だと思います。
私も素直に原点に戻って何かしなくてはと思わされた本でした。
『インデックス』譽田哲也 著 光文社2015☆☆☆高
ストロベリーナイトやブルーマーダーをかつて読んだので、その続編の短編集なのですが、忘れてしまっていることが多く、デジャブにもなりました。マンガみたいな感じは変わりませんが、面白いです。
今日は6日前に行ったOMR小樽赤井川の赤井川村部分で誰も取りに行かなかったポイントを一人で回るの2回目です。
林道入り口にバイクをデポします。遠くに羊蹄山が見えます。
最初にD7,D6方面へ、カルデラ外輪山の林道を走ります。シューズはナイキのトレランシューズ。
前回雪で行けなかったところも溶けていました。
そして、冷水峠から約5kmでD7(70点)の分岐。ここは、大登山近くを通って穴滝、小樽奥沢に抜ける道と、小登山近くを通って余市栄町方面へ抜ける林道の分岐です。真直ぐ行くと小樽です。
地形図では463近く分岐です。
今日の軌跡です。
そこから曲がりくねった、でもよく整備された林道をさらに5km近く行くとD6 (100点)のポイントです。
D6の所は少し広い広場みたいになっていて、ポイントは多分広場の奥の木に付けられていたのだと思います。
今日の軌跡です。D6からもう少し行ってみましたが、雪で行けませんでした。
地形図です。
雪で引き返したところです。ここから崖沿いを登りながら林道は続いていました。MTBか、トレランでいつか余市栄町まで行ってみたいです。
D6、D7と戻り、赤井川中央部に降りる林道を降りて、カルデラ内へ。舗装道路に出て、前回残していたD3(40点)を目指します。
D3はこの電波塔です。
これで、前回と合わせて、赤井川カルデラ内のポイントは全て取り(撮り)ました。
これで帰っても良かったのですが、然別へ抜ける区画峠への道が気になって行ってしまいました。
ここが、村の中心部から、斜めに出る道のスタート地点です。
斜めの道を走ると、ほぼ正面に区画峠があります。
途中から道は狭くなりますが、相変わらず区画峠を目指します。
そして、一番奥。林道らしきものの入り口がありました。
少し入ってみましたが、笹トンネル。すぐに引き返しました。
今日の軌跡です。
地形図です。
帰り道を走っていると、「水田発祥地」の看板が。地形図の162mの三角点から西に500mくらいの所です。
その後は、冷水峠の旧道をひたすら登って自転車まで戻りました。
40kmを越えるランとなりましたが、最後の登りもペースは遅いものの歩かずに走ったのは自分を褒めたいです。41kmで4時間半のペースだと、6時間ロゲでは50km越える?
また、6日前より気温が少し低かったこともあり、持参した飲み物だけで何とかしました。コンビニにも寄らなかったので、家を出てから帰るまで本当に誰とも接しませんでした。
自転車の帰りは下り追い風で楽でした。自転車は往復で20kmくらい、全運動時間約6時間のトレーニングとなりました。
『あたりまえを疑う勇気』 植松務・清水克衛 著 イースト・プレス2019☆☆☆☆高
二人の対談になっています。植松さんの講演は以前DVDで聴いたことがあります。その時も面白いと思いましたが、この本でも、「つまらない大人になるな」「消費するだけの人ではなく何かを生産する人になれ」「人間資本主義の時代が来る」など、勇気づけられた話が沢山書かれています。若い人に是非読んでもらいたいし、大人が読んでも(植松さんは無駄だと思っている様ですが)良い本だと思いました。