『くらしのアナキズム』 松村圭一郎 著 ミシマ社2011☆☆☆☆☆潮
アナーキズムという危ない言葉のイメージとはかけ離れた、じわじわと今ある国家や大資本のすきまを練って行うアナキズムが、文化人類学の視点から書かれています。
私はすごく納得しました。というか、自分の何となく今やっていることと著者が提唱していることはかなり近い気がしました。
「寄りあい」が大切だということや、「多数決」の欠点も日々感じていたことでした。
『世界あちこち旅日記』 益田ミリ 著 毎日文庫2022☆☆☆塩
軽く読める旅本ですが、著者は若いころに行った所を再訪する話が多いです。なのに、行ったことをほとんど覚えていないとは?ちょっとあきれてしまいました。