羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

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『鳥が好きすぎて、すみません』

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『鳥が好きすぎて、すみません』 細川博昭 著 誠文堂新光社2018☆☆☆☆京
 セキセイインコ1匹とオカメインコ3匹と暮らしていた著者。すごい観察力です。愛情にあふれています。学術的でもあります。鳥類は誤解されているけれど、哺乳類に劣らず、違う進化の過程を経た(エイリヤンの様な)知的な生物であるということが一貫しています。
 私もずっとインコを飼ってきて、何となく感じていたことがこの本ではっきりしました。
 また、著者が言っているように、人類が鳥類から学ぶべき点も非常に多いのかもしれません。著者は一言もその言葉を使っていませんが、私はこの本を読んで、鳥類は大変に「プラグマチック」なんだと認識しました。
 何とも、読み終えてすっきりすることの多い本でした。