今日は花園ヒルクライムでした。年々タイムの落ちる私は、今年は「小径車・クロスバイク」部門にエントリーしました。カテゴリーのエントリー数は20名弱です。
そして、これがブロンプトン軍団。一番手前のバイクが私のです。南風自転車さんを中心に、ワイシャツにネクタイというドレスコードで参加している方々。私はチームニセコのバイクジャージです。私のバイクは15年ほど前に買って、完全ノーマル状態です。
ブロンプトンにも年代などで様々な違いがあるようで、南風さんの解説を聞いているととても楽しかったです。タイヤも少し細いのをはいていたり、クリートを付けていたり。スタート時間になっても、ブロンプトン軍団は最後尾からのんびりスタートです。
農高前の本当のスタート地点から少しずつスピードを上げます。ブロンプトンの中でも速い人たちに付いて行きましたが、ホテル羊蹄を過ぎたあたりで前に出てしまいました。
それからはひたすら踏みます。遅いロードレーサーの方々を抜いて行きますが、抜いた時の反応が「えっ、そんなバイクに抜かれるの?」という感じで面白かったです。
花園のあたりでいとこさんを抜きました。要所要所のボランティアをしていただいている方々も、ほぼ知り合いです。声援も含めてありがたかったです。
私のブロンプトンは内装3段変速です。簡単に言えば、ママチャリと似た感じです。一番軽くしても、39-19くらいの感じです(正確にはわかりません)。従って、傾斜が少しきつくなると回すことは出来ず、ひたすら踏みます。クリートもついていないので、引き足も無し。
ゲートのあたりで両足のふくらはぎが攣り始めました。急いで水分を全部飲みました。昨日炎天下20kmランをしてしまったので、その影響もあったのかもしれません。でも一番はただ踏んでいるために起きたと思います。
激しく攣らないように気を付けながら、ぐいぐいハンドルを引きながら(DHバーを引いている感じに似ていて力が入ります)踏みます。するとどんどんロードレーサーを抜けます。
途中でクロスバイクを2台発見しました。平地ではロードやクロスの方が断然速いです。私が踏める傾斜の登りではブロンプトンの方が速いので1台目を抜きました。
しかし、例の最も傾斜のきついカーブの所では、シッティングができなくなり、ダンシングにしました。すると遅くなってさっき抜いたクロスバイクに抜き返されました。
最後の2kmで、もう一度2台のクロスバイクに近づきました。しかし、後ろを振り返ると別のブロンプトンも迫っていました。最後の少しきつい登りは残っていた余力を出してぐんぐん行きました。クロスを1台抜き、最後のゴール直前に2代目のクロスもかわしました。
ゴール後は、ガリガリ君を食べたり飲んだりして、いろいろな人とお話しました。
チームニセコの知人はもちろんですが、地元の知り合い、レースやブルベで知り合った人たち、そして、ブロンプトン軍団。
足はふくらはぎ以外にモモの付け根のあたりも両足ともダメージを受けて、しばらくしゃがむ事が出来ませんでした。
坂を下りる時もブロンプトン軍団で最後尾から降りました。
その時点では順位は分かりませんでした。小径車は私より4分ほど速い人が一人いましたが、クロスバイクも同じカテゴリーなので何人前にいるか分からなかったのです。
リザルトを見ると、私は2位。ブロンプトンで1,2フィニッシュです。クロスバイクに勝てた事は大変嬉しかったです。タイムは50分をやっと切ったくらいで、決して速くないです。
表彰式ではブロンプトンを宣伝しようということになり、折り畳んで二人で表彰台に持っていきました。
商品は綺羅の湯回数券、お茶一箱などでした。
じゃがまつり会場では、今年も(地元だから当然ですが)沢山の知り合いに(しかも懐かしい知り合いに)多く会うことが出来ました。
今回のヒルクライムは、ブロンプトン乗りの方々とも知り合いになることができ、いつもとは違った雰囲気で楽しめました。
ブロンプトンで登ると、軽いギヤがないので回転数は低いままです。従って心拍はそれほど上がっていなかった気がします。その分筋肉が悲鳴をあげていましたが。従って、全体としては何だか楽なレースでした。そういう意味でもブロンプトンでの参加は楽しめるのかもしれません。
来年の事はまだ分かりませんが、小径で出るのなら少なくとも1ヶ月前くらいから小径で練習をすれば、もう少し楽に速く行けるようになる気はします。