羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

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SR600支笏洞爺事前試走を終えて

※試走した3日間の記事を、文章や写真を加えて更新してあります。

 SR600とは、ブルべの新しめのカテゴリーで、600㎞以上で獲得標高10000mを超えるコースとなります。制限時間はランドヌール部門で60時間。ツーリスト部門は1日平均最低75km以上(実質8日間)で、しかもコース上のどこからスタートしてもかまいません。通常のブルべは600㎞の制限時間が40時間ですから、登り10000mというのが如何に厳しいのかということがわかります。いや、今回走るまで、わかっていませんでした。

 2009年にフランスで初めて認定されてから、日本でも何本もSRが作られる様になってきました。

 北海道はなんだかんだ言っても傾斜が緩く頂上の低い峠しかなく、SRのコースを引くのは難しいとされていました。

 今回、AJHスタッフのISIMA氏が中心となり、北海道で初のSRのコースを作成・申請し、そのコースSR600支笏洞爺が新たなSRとして認定されました。

sites.google.com

 私もAJHのスタッフですので、今回事前に試走させていただきました。5月末にほとんどのコースが冬季通行止めから解除となりましたが、オロフレ峠展望台へ行く2.5㎞区間道道2号線はまだ解除されていません。したがって、全てのコースを試走することはできませんでした。そもそも今回の試走は試走認定される試走ではありません。

 私にとっても、SRはなかなか参加することの出来なかったカテゴリーで、今回自分としては初めてのSRとなりました。

 通常のブルべでは、私は100㎞を4時間で大まかに計算しますが、今回は100㎞に6時間以上かかっていました。

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 今回は自宅を利用したこともあって、1日目の夕方スタートで100㎞、2日目300㎞、3日目200㎞としましたが、200㎞を3日に分けて行うのがベストだと思いました。ただ、1日目のスタート時刻を少し遅めにしないと、3日目のゴールで60時間をオーヴァーしてしまう可能性が増えると思いました。

 時間がかかったのは、獲得標高が大きいこともありますが、私の足が出来ていない、あるいは加齢により衰えていることがあるかもしれません。

 今回後輪のスプロケットは28Tにしましたが、28Tがあると結局25Tの時と同じケイデンスで無意識に回していて、登りの時、時速にして1.5㎞/hくらい遅くなっていた感じがありました。

 また、長い距離の自転車通勤が出来なくなったこともあり、基本的に遅くなっている気がします。

 10年くらい前の札幌200では、札幌から支笏湖へ行き、苫小牧に抜けて白老に出た後は、今回の3日目とほぼ同じコースでした。今回はオロフレ峠、倶多楽湖の登りがありましたが、それにしても13時間とは。札幌200の時は7時間半でした。またその2年後くらいにブロンプトンで札幌200に参加した時もホロホロの登りは今回よりもずっと速いペースで登っていた記憶があります。

 過去を振り返っても仕方がありません。SRはゆっくり楽しみながら走る、新しい方向性を私に与えてくれた気がしています。今回は天気があまりにあまりでしたが、晴れていれば絶景の連続となる素晴らしいコースだと思います。