今回、行きのフェリーは、自転車をそのまま載せました。料金もかかるし、バイクと同じ扱いで、自分でトラックなどが出入りするところから、ヘルメットを着けて押して載せなければなりません。
そして、到着したときは、自動車のドライバー、歩きの客が下船した後、トラック等の下船作業が終了するまで待たされて、一番最後の下船でした。7時半の八戸到着でしたが、実際に走り始めたのは8時15分ごろになっていました。それが、1日目の行程の遅れに結構関係しました。
ちなみに、今回はアンタレスのシマノのSPDペダルにはめ込んで付けるカバーでフラットペダル化しました。ダンシングはできませんので引き足は使えませんが、10%を超える急こう配でも、すぐに足を着くことのできる安心感もありました。28cのタイヤも、下りや路肩や段差で25cに比べてかなりの安心感がありました。
苫小牧下船は月曜日朝6時。そのまま小樽の職場へ直行予定でしたが、下船で待たされると仕事に遅刻する可能性がありました。そこで、八戸市内で輪行袋を売っているお店を探して購入し、フェリー乗り場で自転車を解体しました。
持ち上げるベルトはフレームとステーに直でつないで、袋は上からかぶせて下を巾着袋の様に絞るだけです。
こうすると、自転車のフェリー代金もかかりません。輪行袋はたたむと雨具一つくらいにコンパクトになります(今まで私が持っている輪行袋は、折り畳み用のを除いてあまりコンパクトになるものではありませんでした)。
行きとは違うフェリー。
調理場はこっちの船の方が広いです。
2等寝室は、空いている時は全く問題なく熟睡できます。
大浴場の洗い場も、こちらの船の方が少し広かったです。行きよりも海が荒れていなかったので、帰りの便は到着前の午前4時半からも入ることができました。
自転車はエスカレータ近くの荷物置き場に手すりに縛り付けます。
苫小牧到着です。無事、仕事に間に合いました。
この方法であれば、函館まで行って自転車と登山用具を背負って青函フェリーに乗り、青森方面から酸ヶ湯まで自転車で登って、八甲田山登山をして帰って来るということも可能ではないでしょうか。かなり安く本州の山に登ることが出来ます…。