羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

初滑り、新しいダブルポールスタイル

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 上は昨日15時頃からのクロカンです。家の近くの平地を、一昨日スノーシューで踏んでおいたところに、ダブルポール用とその間にスケーティング用のコースを作りました。ダブルポールコースは片道160m(一周330m)ほど、スケーティングコースは片道125m(往復250m)ほどです。

  昨晩は-10℃以下。日が落ちて小雪も降り、10km時点で指先が冷たくて限界でした。

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 今日は箱根駅伝の2区まで見た時点で外が晴れていたので行って来ました。-9℃となっていますが、晴れていて体感温度は昨日とは5℃以上違う感じがします。こうなると、いつまでも出来てしまいそうな感じです。

 今シーズンはずっと、ダブルポールを3km+ストック無しスケーティング1km+スーパー走法1㎞を繰り返してきました。余市のコースも前半はコース整備に時間をとられますが、基本はそのように走っています。

 ところで、12月合宿の後、同僚のクロカンの専門家T氏から、私のダブルポールについてアドバイスを頂きました。

 それまでの私は、両腕を前に伸ばすと同時に腰から上を大きく前傾し、最後に上腕三頭筋を使ってポールを少し振り上げるような方法でした。

 T氏のアドバイスは、最初に突くときにほとんど前傾させずに腕を曲げたまま、足首を柔らかくして腹筋に力を入れて押しはじめ、その後肩から上だけが少し前傾する形で、フィニッシュの時には両手を脇のすぐ横に巻くように跳ね上げるというものです。

 言葉で書くと大変説明しづらいのですが、新しい方法だと上腕二頭筋とその周りの肩周辺の筋肉全体が大変疲労しました。また、足首を柔らかくして腹筋で入るというのがなかなか出来ませんでした。

 しかし、最近になり、この走法に対応した筋肉がある程度付いてきて、そうすると足首と腹筋も少し使える様になった気がします(リズミカルに体全体が上下する感じです)。

 30km以上ダブルポールを使うのであれば、昨年までの方式の方が、腹筋と背筋をメインで使うので長持ちしそうな気もしますが、10km以下ではダブルポールのスピードが速くなっている気がします。

 さらに、新しいストックワークが身についてきたら、スケーティングのスーパー走法の場合でも、フィニッシュ時に両手を脇の下で回転させるとすぐに次の動作に入りやすくなり、より早く次のスーパー動作に入って、スーパーも少し疲れるけれども速くなっている(少なくともよりカッコよく一流選手に近くなっている)気がします。

 クロカンの大会がないので、なかなか過去の自分と比較することは出来ませんが、まだ進化する余地があるというのは、喜ばしいことです。