羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

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『函館本線へなちょこ旅2』

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函館本線へなちょこ旅2』 舘浦あざらし 著 双葉文庫2016☆☆☆☆京

 通勤途中午前8時前に、HBCラジオ朝刊さくらいに、時々潰れた温泉の話ばかりする面白い人がいるなあと思って聞いていたら、こんな本を見つけました。 

 函館本線へなちょこ旅1は札幌から余市まで、2が余市からニセコまで、3はさらにその先だそうですが、2はちょうど私が毎日通勤している部分の記述なので、真っ先に読みました。

 面白かったです。できるだけ国道を通らない様に歩いて全ての駅を回るのですが、その裏道もランニングだとかで私もほとんど通った事があるし、立ち寄ったお店などもほぼ分かるというか、行ったことがあります。稲穂トンネルなども通勤ランで走って車の怖さも知っているので、共感を持って読みました。

 中で何か所か、私が知らない部分や、私が全く気付かなかった素晴らしい部分を見つけていたりした部分もあって、私も今度はもっと注意して見てみようと思いました。

 私と根本的に違うのは、旅のスピードです。私は徒歩ではなくランで無駄なく行こうとしますが、あざらしさんは、あえてへなちょこを選んでいます。それでも、何か通じるものは感じました。

 経歴を見てみると、私と同じ年に小樽で生まれています。育ったのは札幌の様ですが、同期だったのですね。だから、何か通じるのかもしれません。