イラク戦争が終わった直後の2003年夏に親子三人で
イラクを旅行した記録です。娘さんは当時小学2年生。なんて無謀な事をと思いましたが、最後に書いてある父の文章で、ご家族としては決して危険なことをした訳ではない(
劣化ウラン弾の事も含めて検証してから出かけています)ということが分かりました。ふみちゃんの絵日記も面白いです。
イラク戦争前に父がバズらやバクダッドで取材した10人の
イラク人が10とも生き残っていて再開でき(サダム
フセインに対する答え方は180度変わっている人がほとんどでしたが)、戦争中でも店をあまり閉めなかった事なども含めて、ジャーナリズムがいかに悲惨な部分しか報道していないかということを思い知りました。写真に写っている市場の様子や食べ物の豊富さが、豊かな
イラクを証明しています。それがあの2003年の
イラク戦争終結3か月後なのですから。
イラクは
メソポタミアそのものですし、
原油埋蔵量も世界有数。本来貧しくなる要素のない国なのだということを再認識しました。そして、私も少し行ってみたくなりました。