羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

北海道マラソン2017

北海道マラソン2017

 今日は北海道マラソンでした。

 朝余市をリード125で出発。途中で島牧400の参加者3名を少し声をかけて抜かします。まさか私がスクーターに乗っているとは思わないので、皆さん驚いていました。そのままブルべのゴールの前田森林公園に立ち寄り、ゴールで待機しているスタッフのH谷さん、I間さんそしてゴール後雑談をされていた参加者の方々と少しだけお話をしました。

 大通り近くにスクーターを止め、3丁目の荷物預け所へ。暑いです。日焼け止めを塗ったら荷物を預け無料のトマトやバナナ、水にスポーツドリンクを頂き、地下へ。トイレも含めて消耗を避けます。

 スタート30分くらい前に行くと、すでにCカテゴリーの最後尾に近いです。したがってスタートまでどなたともお会い出来ませんでした。

 スタートして2km過ぎから自分のペースで。4分40秒を目指しますがなかなか一定しません。南平岸の上り坂でトイレ(小)。すごい量が出ますが、黄色くない。ウォーターローディングは成功した感じです。

 平岸通りからだいたい4分40前後で走りました。12km過ぎに留萌のS石君を発見。今年は留萌代表です。

 24条で昔の同僚が同じく昔の同僚を応援する看板を発見。

 15km付近で昨年一緒にルスツロゲイニングに出た若者を発見。岩内町代表になっていました。

 その後、しょうきちさん夫婦が応援してくれているのを発見。気付いてくれました。

 20km過ぎから足の裏が痛くて仕方がなくなってきました。今日、新品の靴下を履きましたが、どうも合わなかった様です。

 24km付近から、敢えて靴を濡らしてシューズの中で足が靴下と擦れるのを防止しようとしましたが、これが後々苦しむ原因となっていきます。

 ペースは折り返しの前から4分50秒台に落ちてきました。折り返したら追い風。でもそれほど暑くはないのかもしれません。

 30km手前で、応援しているK父を発見。コーラを頂きました。

 そうして前を見ると、少し前に珍念さんに似た後ろ姿。いつもより速いペースでは?

 前半を4分30ではなく、4分40で走っているのでダメージは少ないはず。少しだけペースを上げて珍念さんに追いつき抜かしました。

 しかし、33kmくらいからペースが大きく落ちて来ます。足や全身の疲れが出たと思っていましたが、今考えると一番の原因は足の裏のマメだったのかもしれません。足首や膝の痛みは様子を見なければいけないけれど、マメとか爪のはがれとかは、痛ささえ我慢すれば、後に悪影響が出る訳ではないので、怪我に入れていませんが、痛いとやはりペースは落ちてしまうようです(根性が無いだけですが)。

 スポンジを氷に浸している時、珍念さんに抜き返されました。そして、その後も、私のペースは上がらず6分15秒前後になりました。

 姫吉だんなが応援していました。

 北大に入ってもどんどん抜かれます。

 中央ローンの所で若い女性に名前を呼ばれました。4,5年前まで職場で深くかかわった人でした。とても懐かしかったし、嬉しかったです。

 道庁の所で、同僚の方から応援を受けました。

 そして、最後のゴール前もペースアップできずにそのままゴール。

 タイムは3時間37分。北海道マラソンで3時間30分を切ることが出来なかったのは初めてです。

 ゴール後は本当にふらふら。多分塩分・水分が不足していたと思います。そして、何と言っても足の裏が痛い。ものすごくゆっくりメダル、タオル、水、完走症を受け取り、その場で眠りたい気持ちになりました。

 6丁目の所で全身に思いっきりシャワーをあび、3丁目に向かいますが、今度は何故か寒くなってきました。コーヒーの無料サービスに並ぶ気力も無し。

 4丁目で懐かしいニセコ東急のH道さんとご家族にお会い出来ました。東京勤務は終わったけれど、東急は退社してしまったとの事。驚きました。

 荷物を受け取り、その場でゆっくり着替えをして、スクーターの方に歩いていると何となく大学時代同じゼミだった人物に似た人が座り込んでいました。違ったら困るので別な方向を向いて彼の名前を呼んだら、反応しました。

 懐かしいです。かなり久しぶりです。銀行に勤めたはずの彼は、その後三井物産から三井系の大手の会社の社長になっていました。大学で特任で講義をすることもあるそうです。マラソン北海道マラソン東京マラソンの年2回だけだそうですが、「東京マラソンは出たくても当たらないでしょ」と言ったら、「チャリティ枠というのがありまして…」なるほど、お金持ちはすごいです。

 スクーターで帰り路、北大通りの小さな喫茶店の様なカレー屋さんに寄ったら、期待外れでした。私はそこでうつぶせで結構深い眠りに入ってしまいました。

 それで少し復活し、無事に余市まで帰って来ることが出来ました。

■1kmごとの記録。(GPS時計をスタートから押したので、大会のキロとはずれています)

619,457,434,441,459,445,431,446,435,434

441,449,437,442,424,450,443,442,439,445

452,447,451,449,448,503,445,458,446,509

521,517,513,513,516,544,552,624,611,611

559,555,419(最後は時計では0.750km)

グロス3時間27分42秒、ネット3時間36分24秒

■反省と課題

・今年は北海道マラソンでマラソン自己ベスト(少なくとも北海道マラソン自己ベスト)を狙ってトレーニングしてきたつもりですが、北海道マラソン自己ワーストとなってしまいました。

・4月~6月は順調だったと思いますが7月にトレランとブルべに対応したため、ランの練習量が減りました。スーパーオリエンテーリング50kmや大雪トレラン40kmは北海道マラソンに良い影響を与えると思っていたのですが、甘かったです。

・8月のトレーニングは7月の影響を受け、十分に体が出来ていなかったのに無理をした感がありました。

・自信の無さから、シューズは決選シューズではなくいつも使っているトレーニングシューズ、そして靴下は新品を使いましたが、大失敗。レースで初めてはダメですね。

・暑さには相変わらず弱いです。今日は24℃くらいで曇りの時間帯もあり、晴れた時は暑かったですが、全体としてはそれほどではないのではないでしょうか。これも真夏の練習不足もあります。

・1週間前に共和オリで11km走ったあと、水曜日に6km走ったのみで休養を多くとりました。疲れが抜けたというより、身体がなまってしまった感もあります。3年前はアイアンマンジャパンで一週間前に42kmを走った後だったのでに、道マラでは結構良い記録を出せていました。当時アイアンマンがなければもっと行けたのかもと思っていましたが、私の場合は直前までトレーニングした方が良いのかもしれません。ブルべでは3日目に1日目の超回復が来ますので。

・なんだかんだ言っても、年には勝てないというだけの事かもしれません…。K﨑さんがいなければそう結論付けているでしょう。