羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

SR600支笏洞爺事前試走2日目290km

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  今日は朝6時過ぎに余市を出発。ほとんどが私のホームグラウンドの行程でした。

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 2日目のゴールは伊達のホテル。日付が変わっていました。めちゃくちゃ疲れました。ほぼ全て雨でした。

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 ウィンザーホテルへの登りはとてつもなかったです。北海道ではあり得ない勾配でした。

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  スタートして40㎞までは、昨年度までの通勤路。最初にいつもの冷水峠旧道。4つ目のチェックポイントです。もう雨が降っていました。晴れていると美しい村連合に入っている赤井川村カルデラと遠くに羊蹄山が見えます。

 赤井川から樺立峠を越えて倶知安へ。羊蹄山ニセコ連邦が、晴れていればきれいに見えます。季節によっては一面ジャガイモの花が咲いたりします。

 京極温泉を越えてルスツリゾートの近くを通り国道230号線を南下して留寿都村三ノ原で右折です。

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  留寿都村三ノ原のお寺。5つ目のチェックポイントです。

 ここから真狩、ニセコの田園地帯を通ります。

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  お昼前にニセコビュープラザ交差点にある広州屋台が、ちょうどのれんを出すところでした。ここの向かいにあるビュープラザは道の駅でもあり、かなり色々な店があります。

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  パイコー飯をいただきました。

 ここで、このままニセコの山登りに向かうか、完走はあきらめてコースをそれて南下し、昆布から行ったことのないウインザーホテルの登りにショートカットして楽な自転車旅行に変更するかかなり迷いました。

 しかし、一応ホームグラウンドだった登りを選択しました。今日は雨でしたが、とても美しいニセコ連邦を登ります。830mの最高地点を越えて、少し下ります。

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  チェックポイント6神仙沼。昼間はレストハウスが営業しています。まだ残雪の残る標高600m以上は雨に加えて霧もかなり深く出ていました。完全雨装備です。

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 神仙沼から戻って最高地点を再び通ります。ここからの景色は「パノラマライン」にふさわしく、山と道路のコントラストが美しいです。ここからの下りも普段は好きなのですが、今日は霧と雨。視界が無く、ブレーキを多用しました。

 途中から五色温泉へ左折。昨年はこのあたりのフィールドでニセコアドベンチャーレースが行われ、私も参加していました。
 

 五色温泉から、ニセコ花園ヒルクライムのコースを折り、花園入口。チェックポイント7です。このあたりは、オーストラリア人をはじめとする外国人の別荘の多い地域です。

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 少し登り返して、岩内への道は、倶知安に住んでいる時大変好きな道でした。自動車はほとんど通りません。岩内まで降りると少しだけ雨がなかったです。道の駅岩内。チェックポイント8です。

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  岩内からパノラマラインを登り、新見温泉に降りる道道268号線は、冬季通行止めは解除されたはずなのに、「落石のおそれがあるため」通行止めでした。

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  仕方がないのでそのまま登って2回目の神仙沼を通過し、今日3回目のパノラマ頂上です。ここからの下りは1回目は霧+雨でしたが、2回目は霧だけでした。それでも怖かったです。通行止めになっていた本来の新見温泉を通る道に比べて、少し標高は上がりますが、トータルでは距離も獲得標高もそれほど変わらないのではないでしょうか。晴れていれば、ここの下りは本当に大好きなコースです。絶景で道が良いです。

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 新見温泉の道を降りれば、蘭越の街にコンビニがあり、そこでいろいろ補給しようと考えていましたが、迂回したため蘭越を通らす昆布に出てしまいました。温泉施設で大福を売っていたのでそれを夕食にすることでなんとかしのぎました。こちらを迂回路にするならば、岩内で補給をしておかないと豊浦まで本格的な補給はできません。

 昆布を越えていったん折り返しの登り。ここへの登りも傾斜けっこうあります。日が落ちてしまいました。 チェックポイント9です。

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  このあたり昆布岳南側のコースは、アイアンマンジャパン北海道のコースにもなったところで、昼間はなかなか気持ちが良いです。ただ、新幹線工事が始まってしまい、一部にダンプがいました。

 豊浦町噴火湾展望台入口です。チェックポイント10です。

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  豊浦の町の中、コースの途中に自転車をおりて歩く遊歩道があります。その手前の坂が短いけれど激坂でした。

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  そしてクライマックスの洞爺湖ウインザーホテルへの登り。ここへの登り道は傾斜がきつく、ダンシングで蛇行しながらでやっとでした。しかも狭く霧と雨で視界も悪く、忘れることの出来ない経験をさせてもらいました。細い道の最初の2㎞に20分近く、次の1.3㎞に15分以上かかっていました。

 ウインザーホテル駐車場。チェックポイント11です。このホテルは、ルスツ方面からも羊蹄山の頂上からも見えますので、ここからの展望は最高ではないかと思います。残念ながら霧で何も見えませんでした。もう一度行きたいです。

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 ウインザーホテルからの下り、途中で右折してからの道は、いわゆる酷道です。本州のSRでは普通にあるレベルなのかもしれませんが、狭くて急でカーブが多く、舗装が壊れて大きな砂利の穴があったり、雨と霧ということもありましたが、かなり恐怖を感じました。

 洞爺湖温泉街を通過し、昭和新山のすぐそばを通って伊達市へ。

 伊達神社。チェックポイント12。今日の終点です。 

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  伊達キャスルホテルに日付が変わってからチェックイン。本当は23時までなのに融通してくれました。汚れていなければ自転車を室内に入れてよいといわれましたが、それは辞退しました。でも立派な車庫に入れてもらえました。コインランドリーなどもありましたが、到着が遅すぎたので使いませんでした。

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 今日は290km、18時間の行程となりました。