昨晩カフェ「スプラウト」で、対木理恵さんの「旅する女子のノマドワーキング報告会」が開かれ、参加しました。
対木さんは高校生の頃一度カナダに留学したことはあるものの、その後普通に就職し、途中から独立してウエブデザインの仕事をしていました。
仕事をするのは家でもカフェでも(ということは海外でもどこでも)できると気づき、昨年1月に突然家を引き払い、小さめのボストンバッグ一つとリュック一つだけが全財産という身軽な形になり、それから10ヶ月で21カ国をウエブデザインの仕事をしながら旅して生活しています。
一番感心したのは、やはり、全てを捨て去った潔さです。所持品は、かのガンディーとそう変わらないではありませんか。
彼女は一所に3日もいると次の所(それは国を変えることもあるし、同じ街で宿を変えることもあるようです)に移動し、仕事はネットを通事でし続けています。すなわち、今行っていることは旅ではなく日常の旅生活ということになります。
私も行った国の数ではまだ負けていませんが、彼女から新しい旅のスタイルを沢山学びました。
特に、simフリーの携帯やラインフリーの電話、その他、覚えきれないほどの沢山の便利なアプリ。
そう、今回のフィンランドの旅でも少し感じていましたが、すでに時代は「地球の歩き方」の時代では無くなっているのですね。
私はガラケーですからアプリは使えませんが、スマホを使いこなせることが世界のスタンダードになってきている現実は受け入れなければならないと強く思いました。
対木さんは、まだ1年目なので、とにかく移動することが続いているようですが、数ヶ月でも滞在してみても面白いのではと勝手に思っていました。
この会に参加していた人々も倶知安周辺で変な旅をしている人が多く、なかなか面白い時間を共有できました。