『北海道の地名謎解き散歩』合田一道 著 中経出版2013☆☆☆倶
一つ一つの地名の解釈ではなく、アイヌ語の語源が同じ地名を羅列して説明してくれていますので、体系的に理解できるところがありますが、逆に言えば、あちこちに飛びすぎてしまいます。分かっていたことも多かったですが、勉強になりました。
『世界の危険思想』 丸山ゴンザレス 著 光文社新書2019☆☆☆余
この本も世界中の危ない場所からそこに暮らす危険な考えを持った人の行動を一般化しようとしていますが、ちょっと浅い感じがしてしまいます。思想というより、本人も書いている通り、結局は金で人を殺しているだけとか。スラムは安全だという考えは、なるほどと思いました。
丸山さんの場合、無理に一般化しないで、一つ一つの場所の潜入記の方がずっと面白いと思いました。