モロッコの砂漠にまず入り(その数年前にエジプトでラクダ飼いに弟子入りしています)、村に住んでロバを購入、荷台を自作。さらに、行きがかりの中でネコ、鶏2羽、犬、鳩を荷馬車に連れ一緒に旅するのは現代のブレーメンの音楽隊?いや、桃太郎でしょうか。モロッコを北上していきます。シェシャウエンやティトゥアンは新婚旅行で私達が行った所でもあり、懐かしさもありました。
野宿が基本の旅、田舎より都会の方が危険なのが伝わってきます。そういう危険を回避するという意味でも、現代の「冒険」なのかもしれません。
久々に心から面白いと思える本でした。