羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

パークオリエンテーリング旭山記念公園

  今日は、北海道オリエンテーリング協会パークオリ第5戦札幌市旭山記念公園でした。

 今日はオリエンテーリングの普及のための写真撮影会も兼ねていて、札幌旭ヶ丘高校の陸上部、スキー部の20名ほども参加し、北大オリエンテーリング部や、我々の様なアドベンチャー好きも多数参加しました。北海道で行われるオリエンテーリングとしては大変華やかな感じになりました。

 競技形式も、個人のタイムは勿論とるものの、3人一組のリレー方式で行われました。地図は距離とポイントは同じだけれど順番を入れ替えてある24種類地図が用意されていました。

パークオリエンテーリング旭山記念公園

 第一走はマススタート。即席の高校生と大学生の混成チームの中、我々は、私の息子、私、yamamoto氏の3人チームです。

パークオリエンテーリング旭山記念公園

 一斉にスタートしていきましたが、誰も地図を読んでいないのでは…。

 ポイントは全部で21カ所ありますが、展望台のポイントは5回通ります。そこを中心に4通りのサークルがあり、その組み合わせで24種類の地図が出来ていたのだと後で分かりました。

 展望台起点のコースが終わると、待機している選手がたくさん見ている前を通り、藻岩山の方にある山の遠いポイントに行きます。

 第1走でトップが戻ってきたのは32分過ぎ。想定の倍近いタイムです。2位争いで、北大現役最速クラスの選手と、何とオリエンテーリング初心者の旭ヶ丘高校スキー部の生徒がほぼ一緒に帰って来ました。下りは飛んでいるようなスピード感です。息子は普段より多い声援に冷静さを失った部分もあった様ですが、それでも山の部分で挽回し6,7位で帰ってきました。

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 2走は私。スタートして地図上の「1番」が読めません。よく見ると、5回行くことになる展望台に1番も記入されていました。コースは展望台を中心に降りたり登ったりを繰り返します。ポイント間では、途中藪を突っ切るか道路を選ぶか迷うところもあって、登りは苦しいけれど、なかなか面白いコースでした。

 しかも、たくさんの選手が走っているので、何度もすれ違います。面白かった。

 山の方は落ち着いたトレイルで、ここも多様な作戦が可能で選択に迷いました。

 そしてゴール。時計をスタートし忘れたのでタイムは分かりませんが、40分弱だと思います。大きなミスは全くないのですが、どこか冷静で、後先考えず突っ走る心を失っていた様な気がします。単に体がついていかないだけかもしれませんが。

 冷静だったからミスをしなかったとも言えますが、今回の設定は初心者の高校生も迷わない様に配慮されたものだから迷わないのは当たり前かもしれません。でも面白かったです。

 1,2走で想定外に時間がかかり、運営上厳しくなって、第3走は時間を切って全員でマススタートとなりました。その後の選手の動きを見ていても面白かったのですが、もう少し選手の動きが見渡せるところで応援できるとさらに面白かったと思います。

 yamamotoさん、M先生、しょうきちさんと奥さん、Nさんと奥さん、S鳥さん、K谷君など、知り合いとのゴール後の地図を見ながらの自然発生的な反省会は、また、楽しかったです。Nさんは両腕から激しく流血していました。ナイスファイトです。

 11月としては大変穏やかな好天、楽しませてもらいました。

 成績が発表されたら、またアップします。