羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

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『ベルリンは晴れているか』

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『ベルリンは晴れているか』 深緑野分 著 筑摩書房2018☆☆☆☆倶

 終戦直後のベルリンと、回想する部分でナチス支配下のベルリン。いずれも取材が細かくて、日本人が書いたとは思えないほどでした。ストーリーも一人の女性が中心となっていてぶれないので、500ページ近い本で登場人物も多いのですが混乱せずに読むことが出来ました。ラストは少し?

 私が一番印象に残ったのは、やはり、ナチスの怖さでした。