『シェルパの友だちに会いに行く』 石川直樹 著 青土社2021☆☆☆☆小
コロナ禍で収入を得ることが難しくなっているであろうシェルパの友人たちに写真集の収益を届けに行くついでに、編集者、ディレクター、トレランランナーの若い女子社員とともにトレッキングと6000m峰への登山をします。
40代のシャルパの代表格の親友プルバと30代の実力シャルパであるミンマを石川さんが引き合わせるくだりが面白かったです。
また、旅の終わりからインドで発生した新しいコロナの流行によりネパールも閉鎖されていき、それぞれチャーター便で何とか脱出できたり、できずに40日以上ネパールにとどまったり。そのあたりのことも、石川さん以外の当人が綴っているのも真実味がありました。
『ちょっとそこまで旅してみよう』 益田ミリ 著 幻冬舎文庫2017☆☆余
フィンランドや、国内の旅のエッセイーですが、特に読む必要を感じませんでした。国内の旅に少し参考になることろがあったかな。
