羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

膝の状態は変わらず

 左ひざの状態は相変わらず良くはありません。

 MRIのあと、注射を一本打ちましたが、ほとんど効き目はありませんでした。

 ロキソニンを飲んでテイネトレイルと走った時は、違和感はあったものの痛みはほとんど感じませんでした。しかし、その後2,3日大きな痛みが続きました。

 テイネトレイルの後にもう一度医者にいきました。レントゲンをもう一度撮ってMRIと合わせて診断してくれましたが、半月板から左膝の内側に0.5㎝ほどの白い影があり、ここからゲル状のものが出ている可能性があるとのことでした。また、7度ほどO脚になっているそうです。

 ニセコエキシビション後に本気で治すとしたらと質問すると、

①HTO手術

②足底版の利用

③テーピング

④筋トレ

などをすすめられました。

 

 HTO(高位脛骨々切り術)は、ひざ下の脛の骨を切り、楔型の人工物を入れて角度を変えてO脚を直し、負担がかかっている部分への負荷を減らすということの様です。手術に入院が2か月かかり、リハビリが必要ということですが、医者はすぐにでもやってくれそうな勢いでした。

 リハビリ部門でテーピングの指導も受けましたが、左ひざをつま先が内側になるように曲げたときに特に痛みが大きいので、その動きが置きづらくする様な巻き方を教えてくれました。

 足底版の製作も紹介されましたが、簡単に言えば、左足裏の外側が太くなったインソールを常時履くようなイメージでした。

 ただ、過酷なトレーニングを止めて、黙っているだけで治ってくれるのならそれが一番良い気がしてきましたが、もう治らないのかもしれません。

 今も、正座をすることができないほど痛いです。また、一切の鎮痛処置をしなければ、膝に負担がかからない様にするには、自転車やローラースケート(多分クロカンも大丈夫)、ランだとキロ7分半くらいでよちよち走ることしかできません。

 ただ、昨晩ゆっくり走りながら、「足底版でO脚を直すことを、精神力と筋トレで出来ないかな」と思いつきました。

 すなわち、走る時に踵の外側が地面に接触する様にではなく、踵の内側が地面に接触する様に出来ないかということです。O脚からX脚に変えるイメージです。昨晩、その方法で少し走ってみました。当然、今まで使っていない筋肉を使うことになるので、少しきついのですが、左ひざの痛みはあまり感じずに少しスピードアップ出来ました。

 まだ確証は持てませんが、少しだけ光が見えた気がしました。