『深夜特急5トルコ・ギリシャ・地中海』沢木耕太郎 著 新潮文庫☆☆☆☆
関空で時間が出来てしまったため、最も安く面白そうな本を購入して飛行機の中でも読みました。深夜特急は第1巻のマカオしか読んだことが無かったのですが、ちょうどアジアの東端と西端だけ読んだことになります。途中の巻を飛ばしても、旅を通じての著者の変化がよく伝わってきました。
旅先としてはやはりトルコだなあと思います。著者も一時イスタンブールに沈没していますが、そうしたくなる気持ちがよく分かります。なによりも食べものが美味しく、人が良い。それとトルコの黒海側にも行ってみたいです。
そんなことを考えて地図を見ているうちに、「黒海一周」って面白そうだなと思えてきました。トルコからジョージア(旧グルジア)、ロシアのソチ、ウクライナ、モルドバ、ルーマニアのドナウ河口、そして最後はブルガリアのヴァルナで休養してトルコに戻る。自転車?ビザ関係とかめちゃくちゃ面倒そうですがふと頭に浮かんで来ました。