朝、雨はやんでいて、5時には朝食。シュラフやテントを片付けたりしながら、スタート時刻を待ちました。
OMMは2日間の合計で順位が決まります。OMMには大きく分けて、「ストレート」と「スコア」があります。
ストレートはオリエンテーリングと同じで、決められた順番にポイントを通り、ミスのなかったチームのうちタイム順で順位が決まります。
スコアはロゲイニングと一緒で、決められた時間内で各チームが自分で取るポイントを決めて、そのポイント得点の合計で順位がきまります。
今回は次の様に多数のチームが参加していました。
ストレート エリート 45チーム
ストレート A 74チーム
ストレート B 71チーム
スコアロング(7時間+6時間)230チーム
スコアミドル(6時間+5時間) 73チーム
我々が参加したスコアロングが一番参加者が多かったのでした。
朝、我々のテントと、トイレ待ちの人。トイレ待ちはそれほどでも在りませんでした。
スタート直前です。
今日も競技中の写真はほとんどありません。一番遠くに行った50点のポイントです。
この後、我々の力で行けそうな40点のポイントまで行くかどうかで意見が分かれました。私は行っても大丈夫と思いましたが、yamamoto氏は後半バテるのだし、スキー場に意外に高得点が多いから、早めに戻ってスキー場を攻めようと主張しました。
最終的にYamamoto氏の主張に賛成し、少し心に余裕が出来ました。
写真を撮ったBJ50から私はBU40に行ってからBN20に行こうと提案しましたが、無理せずBU40はカットしました。この判断が2日目トップになるという軌跡を引き出したと思います。
スキー場に戻った段階で3時間半くらいタイムが残っていました。これは時間的には十分と考え、私は楽をして歩くことが多くなりました。しかし、スキー場のポイントが簡単そうで結構難しいものが多く、時間を取られました。
スキー場付近の地図です。
その付近の軌跡です。
スキー場内のポイントはいちいち道やゲレンデから離れた少し面倒な所にありました。(yamamoto氏撮影)
最後は1500m近いスキー場の頂上から、ポイントを取りながら豪快なダウンヒル。
上は少し肌寒かったのに、降りるにつれて晴れて暖かくなっていきます。
ゴール近く、複合のメダリスト河野選手が練習したであろうジャンプ台の下を通ります。
最後のポイントはゲレンデの中にある神社。北海道では考えられません。
最後のポイントにエミットを差し込みます。
そしてゴールです。ポイントは昨日より多い400ポイントでした。大きなミスは無く、結果的に我々の走力としてはベストルートになったと思いました。
2日目の全体地図です。
2日目の標高と心拍です。
さて、ゴールしてみると、ストレイトエリートではニセコアドベンチャーレースで同じチームだったF島君が断トツ優勝。レジェンド田中正人氏は3位でした。
ストレイトBでは、昨年スウェーデンのスキーオリ世界選手権に一緒に参加したI原兄弟が優勝。
そして、集計が遅れていたスコアロングでは、何と我々が総合3位になっていました。2日目だけでは400点で1位。昨日1位のチームは350点でした。230チームで我々は総合3位、男子の部では(表彰はありませんが)2位でした。
うーん、出来すぎです。感謝です。2日間でトップとの差は40点だったので、もし1日目ミスらなければという強欲な気持ちも少し芽生えました。商品は、
ありがとうございます。