届いたナンガのシュラフを含め、OMMのレギュレーションに近い状態ですべてをザックに詰めて、五色温泉に行きました。
車を止めて、キャンプ場の状況を見るとほぼ満員。でも、少し開いている所があるので張れそうです。
まず、そのままイワオヌプリに登りました。
計っていませんが、10㎏くらいはあるのでないでしょうか。
下の方は晴れていましたが、900m付近から雲の中。さらに風も強くなりました。
稜線まで出ましたが、霧と風で遭難の危険もあり得たので、無理せず下山しました。
そして、キャンプ場でテレマークのテントを張りました。隣にかなり小さい自立式のテントがありました。そして、五色温泉に行って体を温めました。本番のOMMでは温泉はあり得ませんが。
温泉後、夕食はレトルトカレーとパックご飯。
テントの前室はシューズを置き、一人なら調理するのに十分なスペースです。
寝てみると、OMMザックに付いていたマットは、意外と寒く、ナンガのシュラフは暖かいのですが、下が寒いというより冷たくて、何度も夜中に目が覚め寝がえりを打ちました。何らかの対策が必要です。
朝はトイレの後、おこわとミニカップ麺の朝食。
すぐにテントを畳んで出発の準備をしていると、隣の一人用テントの人から声をかけられました。何と、ニセコアドベンチャーレースで同じチームだったF島君です。
彼とは10年位前にブルベ長万部400で出会って以来、何かと腐れ縁です。
この間のルスツロゲイニングで1位を取ったのも彼ですし、その際、ナンガの軽いシュラフがある事を教えてくれたのも彼でした。
そのナンガのシュラフが届いて最初に使った日に、偶然同じテン場で隣にテントを張るとは。「引力」が働いているようです。
彼は、昨日岩内から国道をランして朝日温泉経由で雷電山からずっと縦走し、今日はアンヌプリに登って戻るそうです。凄い。
出発準備もほぼ同時に終わったので、結果的に一緒にアンヌプリに登りました。
しばらく一緒に登りましたが、彼の計画を遅らせると悪いので、先に行ってもらいました。彼は走れるところは走って登って行きましたが、私は(彼もそうですが)全ての荷物を背負っているし、歩いて登りました。
登り45分。頂上でF島君は待っていてくれました。てっきり自分のペースで行動を始めたと思っていたので、申し訳なかった。
頂上で一緒に足を撮りました。彼の手袋はゴム手袋でした。ブルベでは良く使いますが山でも…。
下りは一緒に降りました。先日の羊蹄山の下りと同じような感じで、OMMの大きなザックを背負ってもバランスを崩すことは無く、よくできたザックだと思いました。
下りは25分でした。
ガーミンの心拍の記録を見ると、登りは100まで行っていません。下りは140以上です。いかに登りをさぼっていたか(下りが一生懸命だったか)がわかりますね。
下まで降りると、ちょうどSPROUT関係者のニセコオールルートが出発したところで、F君はそれを追うようにイワオの方に登って行きました。OMMのザックを売ってくれたMOTO君が見送りで来ていて会えました。
私はその後、チームニセコの走行会に参加するため、京極に向かいました。