羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

『世界はたくさん、人類はみな他人』『きみのハラール、ぼくのハラール』

f:id:kiyatchi:20200814182040j:plain

『世界はたくさん、人類はみな他人』 本橋成一 著 かもがわ出版2019☆☆☆☆余
 著者の本橋さんの講演を聴いたことがあります。淡々と写真家としての日々を回想する形で綴られていますが、根底に本橋さんの動かないベースをしっかり感じます。

 ベラルーシのペチカの話が一番心に残りました。

 

 

f:id:kiyatchi:20200814182517j:plain

『きみのハラール、ぼくのハラール』 笠岡誠一 著 幻冬舎2019☆☆☆☆余

 健康栄養学部の大学教授が書いた小説です。テレビで話題かどうかは知りません。ハラールの健康食品を日本で作る研究者が主人公です。ハラール認証の難しさがよくわかりました。小説としては、何というか、漫画みたいな展開で、面白いといえばそうですが、みんな良い人過ぎてあり得ないかなと。