『世界はたくさん、人類はみな他人』 本橋成一 著 かもがわ出版2019☆☆☆☆余
著者の本橋さんの講演を聴いたことがあります。淡々と写真家としての日々を回想する形で綴られていますが、根底に本橋さんの動かないベースをしっかり感じます。
ベラルーシのペチカの話が一番心に残りました。
『きみのハラール、ぼくのハラール』 笠岡誠一 著 幻冬舎2019☆☆☆☆余
健康栄養学部の大学教授が書いた小説です。テレビで話題かどうかは知りません。ハラールの健康食品を日本で作る研究者が主人公です。ハラール認証の難しさがよくわかりました。小説としては、何というか、漫画みたいな展開で、面白いといえばそうですが、みんな良い人過ぎてあり得ないかなと。