今日は、息子のクロスバイクで、余市梅川まで行き、旧道「余市山道」の跡と思われる林道を豊浜まで走りました。
梅川の国道から旧道の入口です。３００ｍくらいそのままクロスバイクで登りました。
いきなり蛇の死骸。そういえば、豊浜はマムシが多かったことを思い出しました。
倒木で行けなくなったところで、自転車をデポします。
ここから出足平峠までは、倒木や草が結構多かったです。
余市の火葬場も見えました。
出足平峠に出たら、突然良い林道に変わりました。
峠付近の軌跡です。
地形図と比べてみましょう。
峠から大きく沢を回りますが、とてもよく整備された林道です。
梅川林道というのですね。
国道のトンネルも見えました。
簡単に国道に出る事のできる地点です。帰りはここから国道に出て、トンネルを走りました。
この先、潮見町を流れる能登屋沢川までは、大変走りやすいトレイルでした。その部分だけ、行きも帰りもトレイルを往復しました。標高１３０ｍ前後の所をトラバース気味に走ります。途中、沢が道を流れているところがあり、行きも帰りもシューズを洗いました。
能登屋沢川にかかる橋。
ここをかつてはバスが通ったのですね。
この川からまた登って数百メートルは道が良かったのですが、突然荒れ始めます。
笹の群生もあり、もう引き返そうかとも思いました。
しかし、ここを抜けると少し歩きやすくなりました。
そして、トンネル発見。
トンネル怖いので、巻こうかとも思いましたが、山は急すぎます。
勇気を出して入ります。
こんなこともあろうかと、ヘッドライトを持ってきていました。
かつてはバスやトラックも走ったのでしょうから、意外としっかりした造りです。
オバケも怖かったですが、それ以上にマムシが怖かったのでライトでしっかり確認しながらこわごわ進みました。
出て、豊浜側からトンネルを振り返ります。トンネルを出たところは少し広くなっていて、先日アップした写真の場所ではないかと思いました。
上の写真のトンネル右上からトラックのすれ違いを撮った写真では？
ちなみにこのあたりの今日の軌跡はこんな感じです。
昔の地図だとこんな感じです。
トンネルを出てからの豊浜側の道は、かなり歩きずらかったです。
でも、もう一度トンネルを通るのは怖いので、仕方が無く進みました。
最後の方は本当に笹が多かったです。
そして橋がありません。仕方がないので、ここを渡りました。
水が冷たくて、シューズもきれいになりました。
豊浜側からもしこのルートを行こうと思っても、まず最初に川を渡らないだろうし、渡ったとしても笹が多くてすぐに引き返したと思います。
豊浜からは、湯内川のさらに上流から沖村に出る道の途中まで行こうと思いました。
しかし、林道の途中から完全に鉱山施設。流石に入るわけにはいきません。引き返しました。
豊浜神社。神社の裏からも、余市山道よりさらに古い道があったそうですが、それはまた今度。
豊浜小学校跡。中学生の時にここでキャンプというか合宿をしました。その時、湯内川にマムシが沢山いることを知りました。
海に出ました。海沿いの旧国道はすでに草生しています。
帰りは笹を漕いであの怖いトンネルを通るのは嫌だったので、潮見町まで国道を帰りました。
潮見から梅川トンネルの手前まではまた山道を通り、そこから国道に出て自転車の所まで戻りました。ランの総行程22.5kmでした。
自転車で帰る時に、気になっていた道に寄ってみました。
シリパ岬とオトドマリ岬の間にかつて歌越という海辺の集落があり、梅川から崖を降りる道が地形図には残っていました。地形図の「＋」のあたりまで行きました。
最後は細い笹道になり、自転車を降りて歩きましたが、笹トンネル、トトロに出てくるめいちゃんくらいの身長でないと無理。崖に降りる道までは確認できませんでした。
自転車まで戻り、家に帰ってきました。
自転車は往復で１８ｋｍくらい。全部で5時間ほどの運動となりました。コロナで外出自粛されている方が多い中で、申し訳ない気もしますが、この間２ｍ以内で出会った人は皆無です。鹿に一匹会いました。
ただ、国道の交通量は結構多く、海や空き地でキャンプしている人もいました。いくらコロナで自粛とはいえ、こんなに天気が良いと仕方がない？
