今日は帯広発着のブルベ609新十勝200でした。
今週は月曜から金曜まで帯広出張。金曜の夜に倶知安に戻り、職場の机の上の山の様な書類を処理し、土曜日には午前中仕事、その後残務処理をしてまた帯広へ。「馬鹿じゃないの」と妻をはじめ事情を知った方々から言われました。
夜８時過ぎに帯広到着。豚丼を頂きました。
夜はスタッフとともにセンターに宿泊。taqさん（すぐに酔ってねてしまいましたが）に久々にお会い出来ました。うまかつさん、ＨＯＲＩＨＩＲＯさん、なおみ代表、ＨＯさんと夜中まで話ました。
翌朝、宿の近くにリスが二匹いました。
準備をして受付へ。
車検チェックは私もスタッフのお手伝いをしました。従ってスタートは最後尾に近いところからとなりました。
最初の通過チェックまで、どんどん参加者を抜きながら走ります。通過チェック１の手前でＴ中さんとＹ下さんに追いつきました。
通過チェックは展望台。すでに下って行った人二人。ここにチームニセコのＷ山さんもいました。
通過チェック１からはＷ山さんと一緒に走りました。ＧＯＫＩＳＯを履いているので、下りのスピードが凄いです。平地でも何度も引いてもらい、また、色々お話も出来て楽しかったです。
ＰＣ１は池田から本別に向かう裏道の途中。気持ちの良い道でした。
上士幌が近づくと、長いカーブの登り。その途中で、Ｗ山さんが遅れ、さらに後ろから来た参加者に抜かれました。登りしばらくついて行きましたが、かなりの傾斜を時速２０ｋｍ以上で登っていきます。とてもついて行けませんでした。その後、Ｙ下さんたちにも追いつかれ、３人でＰＣ２の上士幌のセブンへ。ここには先行の３人（十勝の方二人と網走の方一人）もまだいました。
私はおにぎり一つだけ食べてすぐにＰＣ２を出発しました。先行の三人も少しして付いてきて、４人で走っていましたが、糠平が近づいたあたりで、私の左太ももなどが攣り始めました。１００ｋｍ程度で攣るとはどういう事でしょう。今週、帯広出張のため、全く自転車に乗ることが出来なかったことが原因の一つかもしれません。
３人からちぎれ、かなりのスローペースで攣らないように走りました。水分を自販で補給して、そのまま幌鹿峠のきつい登りに入りました。踏んでも回してもダンシングしても攣りそうになるので、ペースを落として慎重に登りました。
標高８００ｍ付近で雨が激しく降って来ました。合羽を持ってきていなかったので、コンビニ袋で両足だけ保護し、登り続けました。頂上付近で雨は弱くなりました。
下りは寒さとの戦いでした。ガクガク震えていました。
然別湖畔の山田温泉が近くなった左カーブで、突然キツネ。私が右に避けるとキツネも右に来て、あっという間に前輪で轢いてしまいました。下りですので３５ｋｍくらい出ていたと思います。キツネは「グヤーオー」とこの世のものとは思えない声を出して頭と胴体の間を私の前輪に踏まれました。私は全くふらつかず、落車せずに済みました。キツネも歩いて道路脇に行きましたので、そのまま下りましたが、嫌な感じでした。（ゴール後にその後通過した人にキツネ情報を聞きましたが、倒れている様な報告はありませんでした）
通過チェック２は然別温泉。あまりに寒いので足湯を探しましたがありませんでした。手袋を長指に交換しました。
そこから少しのぼり、小さな峠で薄いウインドブレーカーを着ました。そこからのダウンヒル。雨もやみ、景色も良いのですが、とにかく寒い。ブルっと震えた瞬間にフロントホイールがぶれて危ない。下りでは何もしなくても６０ｋｍ以上出ます。
鹿追まで降りると暖かくなってきました。ＰＣ３のセブンでは先行していた３人がスタートするところでした。
鹿追から芽室までは、最後のトラップ。川を渡る度に高低差５０ｍくらいのアップダウンが実に７回もありました。
芽室インターを越えたあたりで、８時間切りが微妙な時間に。寒いダウンヒルの間に攣っていた足は回復していたので、最後結構踏んで頑張りました。
ゴールタイムは７時間５６分。先行の３人は７，８分前にゴールしていました。サイコンのＡＶＧは２７．３ｋｍ／ｈ、ライドタイムは７時間３０分でした。
今回の新十勝２００、走ったことのない道が何か所かあり（その最たるものは糠平からの幌鹿峠の登り）、大変面白かったです。うまかつさんＫ谷さんどうもありがとうございました。
願わくば今週の水曜か木曜に一度か二度自転車に乗って筋肉を刺激しておきたかったです。そうすれば、もう３０分近く時間短縮できる気がします。そういう意味でも、また雨のない天気を期待してということも含めてリベンジしたいです。
