『7大陸を走る』 竹田昭彦 著 光陽出版社2006☆☆余
2006年の本なので、情報はかなり古いです。1984年にデンマークの大会に参加するところから、「世界を走る」が始まります。これを書いた時点で海外マラソン48回参加というのですから、凄い人です。参考になるようで、やはりちょっと古すぎるようで…。一番驚いたのは、北朝鮮も特別な地帯だけですが走れるということでした。
IQ172でキックボクシングをしていて、PCX125というバイクに乗る反原発の女子高校生が主人公です。もんじゅ解体にからむ原子力村の隠された真実に気づいてしまったために父とともに命を狙われます。何故か北朝鮮の工作員と警察庁公安(サクラ)なのに性格の良い刑事も出てきて、面白いと言えば面白いですが、現実離れもかなり…。
PCX125のエンジンは私の乗るリード125とほぼ同じものですから、そこは親近感を持って読みました。