羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

剣淵でスポーク折れリタイア

剣淵でスポーク折れリタイア

 先頭の方でスタートし、すぐに旭川T中さん、T口さんと3人で先頭を走りました。平地でもT中さんの後ろを走ると30km/h平均で走ることが出来ます。それくらい自転車そのものの剛性はしっかりしています。ただ、そのケイデンスで回し続けることは出来ないでしょうが…。

 3km過ぎの登りでは、ギアの無い私は、踏むかダンシングするしかなく、先頭に出てしまいました。しかし、その後の下りで、T中さんT口さんに離され、平地に入るとその差はどんどん広がっていきます。

 それでも、頑張って回し、29km地点のPC1東川には4番目に入りました。

 PC1を出ようとして、セブンの駐車場の所にある深さ10cmくらいの溝というか段差を越えようとしたら、ちょうど前輪がはまってそのまま前に1回転。2番手集団が到着するところだったので、多くの人に見られてしまいました。

 体は右ひざに擦り傷。自転車はライトにダメージがありましたが、本体は問題なし。

 しかし、結構精神的にはやられて、すぐに出発出来ませんでした。

 そこからはS石さんにかなり引いてもらいながら、60km地点の愛別、さらには塩狩峠を越えて和寒、剣淵へと進みました。

 平地ではロードに全くかないません。追い風の緩い下りなどは最悪で、ロードならば40km/h近く出そうな所でも30km/hがやっと。緩い登りはそんなに離されません。

 塩狩峠は舗装状態が悪く、注意していたのですが、下りで一度大きく穴を踏んでしまいました。後で考えると、この時がスポークのダメージだったのかもしれません。(塩狩の登りで私を抜いたブロンプトンにも乗っておられる方は、その時点では後ろから見てホイールの振れは全く無いように感じたという事でした)

 剣淵の町に入る前あたりから、後ろタイヤから異音がしてきました。はじめはブレーキが緩んでいるのかと思いましたが、PCで確認してみると、スポークが折れ、そのためにホイールが変形してブレーキに当たっていました。
剣淵でスポーク折れリタイア
 スポークは五本も折れています。さすがに、続行は危険、残念ですが、リタイアしました。

 100km弱、4時間ほどで終わってしまいました。その時点でのavgは24.9km/hでした。小径車でよく精進したとは思いました。

 スポークが折れた原因は、最初はダンシングが激しすぎるためと登りの時後ろを走っていたS石さんに言われそう思っていましたが、後で考えると塩狩下りのあの時の衝撃がやはり原因ではないかと思います。

 それからは、PC3になっているセイコマで、続々と到着し出発するブルべライダーを見送りました。