羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

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スキーオリ全日本選手権ロング2018

スキーオリ全日本選手権ロング2018

  今日はスキーオリエンテーリング全日本選手権ロング部門が留寿都で行われました。A井さんや応援に来てくれた?yamamotoさん、そして、本州組は昨年一緒にフィンランドに行った面々など、多くの方とお会いすることが出来ました。
スキーオリ全日本選手権ロング2018

 私は選手権部門(Eクラス)に出場しました。曇りの予報でしたが、時折晴れて、とても気持ちよかったです。

 世界選手権組の東大のI君、岩手大のI君、北大のK君に加えて、ここ何年か出場していなかった実力者長野県のKさんも参加しています。

 スタートはリフトに乗って標高450m地点から。

 雪は先日の雨が凍り、その上に新雪が、所によっては深く、所によっては風に飛ばされてほとんど無いという状況でした。

 Eクラスはマップが3枚。1枚目はユニバ(大学)選手権と同じマップになり、大学生で選手権部門(Eクラス)にもエントリーしている選手は、1枚目のタイムも記録されてユニバの表彰対象にもなります。

 1枚目では、私は大きなミスは無く、逆に北大のK君や長野のKさんは小さなミスをしたようで、彼らよりも早かったのがスタート順のタイム差などからも分かりました。

 これはうまくすると、3番目に入れるかもと思った心の隙が焦りになり、2枚目の地図の緩やかな沢の中に複数のモービル道があるポイントで、完全にロスト(自分がどこにいるのか分からなくなってしまう状態)しました。

 ちょっと冷静に立ち止まって位置を確認すれば、何とでもなった場所です。ひょっとしたら3位に入れるかもという心の乱れが、自分のレースにミスをもたらしてしまいました。

 リザルトを見ると、その区間で何と19分もかかっています。競り合っていた選手は5~6分台で通過していますから、13分くらいのロスでした。

 その後もあきらめること無く淡々とレースを続けました。3枚目の地図も結構移動距離が多かったですが、トラバースを多用したりして、攻めました。

 結果は2時間6分で4位。岩手大のI君が途中でDISQになっていましたので、優勝は東大のI君、2位が長野のKさん、3位が北大のK君でした。2位と私は約9分差、3位とは約7分差でしたので、やはりあの一カ所が悔やまれます。

 距離は、地図の直線では11kmですが、私は16kmほど走っていました。

 それでも26カ所あるポイントのうち、私は2カ所でトップ、4カ所で2位、5カ所で3位をとっていました。

 何年か前は巡航スピードで長野のKさんには全然かないませんでしたが、昨年、今年とダブルポールを中心にトレーニングした成果か、巡航スピードはほぼ同じになっていました。このことは私の大きな自信になりました。

 過酷なレースの結果かペルトネンのビンディングのネジが取れかかっていました。レース中に完全崩壊しなくてラッキーでした。

 明日はリレーが行われます。北海道代表チームとして頑張ります。