『肉弾』 川﨑秋子 著 KADOKAWA2017☆☆☆☆仁
舞台は裏摩周の原生林の奥。父と二人で熊狩り来た若者が熊に襲われ、かつて人間に飼われて捨てられた犬たちとシンパシーを起こし、結果的に熊と戦うという話です。設定はちょっと無茶があり漫画的なのですが、手に汗握り、一気に読んでしまいました。
昨年のブルべ北見300の時に私自身が訪れたばかりの場所ですし、弟子屈に住んでいた頃には摩周岳まで何度も一人で登っていたので、あり得ないと思いながらも何故か共感をもって読みました。面白かったです。