羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

ルスツロゲイニング八連覇、オリエンも優勝



ロゲイニング6時間男子の部8連覇>
 今日は留寿都でアウトドアフェスティバルの一環としてロゲイニングが行われました。6時間の部と3時間の部があり、6時間の部は2名以上のチームで無ければ参加できません。

 私はyamamotoさんと(1年間だけ違う人とでしたが)チームを組み、6時間男性の部7連覇中です。昨年、本州からあちこちのロゲイニングの大会で優勝したりしているチームに僅差で勝ち、リベンジを誓われていました。

 彼らは今年もやってきました。F島君とS木さんです。ロゲイニング全日本ポイント2位や、優勝、さらにはラトビアで行われたロゲイニング世界選手権にも参加した実績を携えてです。20歳代の彼らにもはやかなうわけがありません。

 加えて、私は朝寝坊し、結構ぎりぎりに到着。yamamoto氏に至っては、スタート時間を1時間間違え、地図配布の直前に何とか到着するという状況でした。

 今回の地図は尻別岳の山頂が250点、京極の吹き出し湧水が180点、あとは50点以下というデフレの地図となっていました。

 作戦を立てますが、難しい。山頂と京極の両方を行けると良いのですが、標高と距離で難しそうです。10分間の作戦タイムで、珍しく方針が決まりませんでした。皆スタートしていきます。yamamoto氏はトイレに行きたい気持ちもあったようですが、とりあえず道の駅方向へ向かってスタートしました。

 最初の5つのポイントはF島くんチームや他のチームとも前後しながら行きました。

 そこから、我々は細かいポイントは無視して山頂と時間を見て吹き出し湧水の2カ所を攻める戦略が確定しました。

 尻別岳の登りでは、京極に抜ける道の途中から「遊歩道・山頂まで2km」という看板があったので、そこを行ってみることにしました。これが当たり、意外に早く橇折山に行くことができました。

ルスツロゲイニング八連覇、オリエンも優勝

 その後の尻別岳の登りも、登山口から47分で行くことができました。山頂での写真です。(今回は遅刻しそうだったこともあり、写真はここだけです。)

ルスツロゲイニング八連覇、オリエンも優勝

 山頂からは逆方向に降ります。下りの途中で1チームを抜かします。まっすぐ山に来たチームの様でした。

 しばらく降りたところで、逆側から何とF島君が登って来ました。どういうルートで来たのか想像しましたが、すごいペースです。だた、反対から来て、その後どうするのだろう?戻るとロスになるし、突っ切ればもう走った所に出てしまい、いずれにしても効率は悪いのではないかと思っていました。

 しかし、F島君のスピードを見れば、それがあっても勝てる気はしませんでした。

 山を下りた所で残りちょうど3時間。そこから京極まで10kmくらい、京極から喜茂別を回って留寿都に戻ると登りのある30km以上のルートになります。yamamotoさんは少しやられている感じもあったので、吹き出し湧水は無理せずに諦めることにしました。

 そこから喜茂別方面で、無理をしない範囲で取れるポイントを取り、最後は留寿都のゴルフ場の方へ回って30点とか50点のポイントを取り、トレランコースで靴を汚しながら、14:00の1分前にゴールしました。

 ゴールにはいとこさんも来ていてくれました。明日のトレランに参加するとの事です。ゴール業務をしていたK谷さんにF君達がゴールしたか聞いてみると、まだゴールしていないとの事。

 それを聞いた瞬間に、もしかしたら勝てるかもしれないと思いました。ロゲイニングはゴールに1秒遅れると1点のマイナスになります。1分で60点。5分遅れると、2時間かかってやっと得点した山頂の250点が無くなってしまいます。

 のどがからからだったのでセブンイレブンに寄って色々飲んだりしていて、15分後くらいに二人が帰って来ました。F君チームはタイムで800点くらいマイナスになり、得点もマイナスになってしまっていました。

 結果は私達が優勝。ただし、男女の部でしょーきちさん夫婦に100点ほど負けています。しょーきちさんチームは、尻別岳山頂はパスし、京極の吹き出し公園とそのルート上のポイントを取って行ったそうです。走行距離が50kmということで、山を入れたとはいえ私達の42kmよりもかなり多く走っています。

 ロゲイニングは、やはり面白いです。

<パークO第5戦、WESTIN Run to Give 2017、3kmの部優勝>

 その後、私達が準備する暇もほとんど無いままオリエンテーリングが開始されました。こちらは「WESTIN Run to Give 2017」というチャリティーを兼ねていて、大変盛大に行われました。

 5km、3km、1kmと3つの部門に分かれていますが、50人ほどが一斉にスタートです。倶知安のAさんも二人の息子さんを連れて1kmの部に参加していました。

 このオリエンテーリングに出たのは、ロゲイニングだけの参加だとオリエンテーリング大会用の豪華軽食を頂くことができないからです。

 6時間走ったあとに、まともなオリエンテーリングができるわけがありません。ロゲイニングに出ていない北大生らと戦うのは無謀。彼らは多分5kmに出てきますから、私は3kmにエントリーしていました。

 だれが3kmだか1kmだか5kmだか分からない中、バタフライ方式がとられたスキー場でのオリエンテーリング。私はロゲイニングの最後の方で少しサボり気味に足を休めていたのもあり、ある程度は走ることができました。

 ゴールすると27分。しかし、そこにはしょーきちさんがいました。彼も6時間ロゲの後3km。25分でゴールしたそうです。負けました。

 ところが、実はしょーきちさんは1カ所ポイントを飛ばしていたようで失格。3kmの部では私が優勝でした。2位はyamamotoさん。

 結局、ロゲイニングオリエンテーリングも相手のミスで棚ぼたの優勝でした…。でも、素直に嬉しかったです。

 タワーホテル2階での軽食会と表彰式。サンドイッチにハンバーガー、豚汁にグリーンカレー、各種ケーキなどが食べ放題です。

 特にグリーンカレーが美味しかったです。

ルスツロゲイニング八連覇、オリエンも優勝

 そして表彰式。最初に6時間男子が呼ばれましたので、皆さんから祝福して頂けました。

ルスツロゲイニング八連覇、オリエンも優勝

 賞品は野菜詰め合わせ。yamamotoさんと例年のごとく山分けしました。

ルスツロゲイニング八連覇、オリエンも優勝

 その後のオリエンテーリングのMB(3km部門)でも表彰、さらに50歳以上の表彰でも優勝ということで、何度も申し訳ありませんでした。感謝です。

 その後は、大抽選会。名古屋や大阪、留寿都の宿泊券だとか、かなり豪華です。いつも当てる人がやはり当てます。F島君もちゃんとビール一箱ゲットしていました。すこし賞品がしょぼくなってきたと思ったら、突然カニの箱が出てきました。それも一人にタラバと毛ガニとズワイの3箱が行きます。

 

 これをゲットしたのが倶知安のAさん一家。3人でカニ、肉とソーセージの詰め合わせ(欲しかった)、ビール一箱を持って行きました。さすが。

 私は残念ながら参加賞的なタオルでした。

 終了後、F島君にまたリベンジを誓われると同時に、本州や海外の大会への参加を勧められました。再来年の世界選手権はスペインだそうです。

 何故か自転車時代からF島君と一緒になると私が勝ってしまうというジンクスがあり、彼は私のことを大きく勘違いしているようです。彼は私にとってはすでに雲の上の人です…。

 しかし、8連覇してしまったので、また来年出ないわけにはいきません。もう、楽になりたいという気持ちもありますが、ロゲイニングは二人で無理せずに(どちらかが調子悪いと無理をする羽目にはなりますが)状況判断を何度もレース中にしながら走るので、苦しさよりも楽しさが勝るのも事実です。

 次は10月15日に旭川ロゲイニングがあります。また、yamamotoさんと出る予定です。