羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

ロングーイマトラ

Image

Image_2

   今日は各カテゴリー全てロングディスタンスです。ユースとジュニアのスタートは朝バスで移動したところからです。このクラスはマススタートです。写真は男子のジュニアとユースの様子です。

 スキーオリでは、1分毎に一人ずつスタートする方式と、ロングやリレーの時に行われる一斉スタート方式があります。いずれにしても、スタート1分前に地図が配られ、選手は左手で持って後ろにしてみないようにしておき、15秒前に「マップス」という号令で一斉に地図を見てホルダーに挟み、15秒後にスタートします。地図が読めないと、15秒経っても自分が今地図上のどこにいるのか判断できず、スタートしてもふらふら地図を見ることになってしまいますが、この大会の選手は10秒ほどで最初に行く方向を完全に把握し、号砲と同時に全速力で走り出します。

Image_3

  ロングでは途中でマップ交換が三回ありますから、計四枚の地図を使います。(地図の順番は選手によって違います。そのためマススタートが可能になります。)

 ジュニアをオフィシャルとして応援しながら待っている間に、カザフスタンのコーチとロシア語で知り合いになりました。

Dscn1663

   寒い中応援しているうちに、昼からスタートの我々のクラスもスタート時刻が迫ります。マスターズは一分おきに四人ずつのスタートです。

   今回の大会は最新のパンチングシステムで行われています。チェックポイントのフラッグの近く三十cm以内くらいを通るとタグが光って通過証明された事がわかります。立ち止まらなくてもいいのでスピードも落ちません。

    さて、いつも最初でミスしやすいので、最初の方は慎重にいきました。雪が少なく細かい氷で滑ります森の中のアップダウンはかなり怖いです。七ヶ所くらいのポイントを通過しスタートに戻ってマップ交換。二度目はさっき通った所もあるので、少し速くなります。ところが、ポイントにきても私のタグが途中から光らなくなってしまいました。ランプだけの故障で通過記録は残っているかもしれないと思い、そのまま続けました。三枚目の地図で一箇所だけ十分くらい迷ってしまいましたが、あとは大きなミスは無くゴールしました。
   しかし、私のエミタグは完全に壊れていたようで、最初の頃の光っていた記録もありませんでした。抗議しましたが、私たちにはどうにも出来ないと言われてしまうのみでした。最も手元の時計とリザルトを見比べると一人以外には負けていました。日本との差はやはり大きいです。

Dscn1785

   息子はミスなく戻っていましたが、制限時間ギリギリに近かったです。
   明日は大会全体の休養日です。