羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

『写真アルバム 小樽・後志の昭和』

小樽・後志の昭和

『写真アルバム 小樽・後志の昭和』 矢吹俊男監修 いき出版2015☆☆☆☆京

 表題の通り、昭和に限定した小樽、後志の写真集です。大変懐かしい気持ちになります。写真の数が多く、分野ごとに分けて編集し、全てに解説がついています。

 私の父も写真が好きだったので、似たような写真は子供の頃からよく見ていました。中には、「この角の曲がったところに自分がこの時いたはずだ」とか「この子同級生かも」と思えるものもあって、特に倶知安余市、真狩、積丹の写真は親近感がありました。

 また、かつては赤井川の轟鉱山や黒松内の大金鉱山など、今は跡形も無くなった所にも千人単位で人が住んでいた事を示す写真には驚きました。轟鉱山跡は、山女釣りですぐ近くまで行っていたのに気づかずにいました。

 共和の学芸員磯崎さんが取り上げてくれた前川茂利のコーナーもあり、それも興味深かったです。