羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

ルスツロゲイニング7連覇

 今日は「北海道アウトドアフェスティバルinルスツ2016」1日目のロゲイニングでした。

ルスツロゲイニング七連覇

 この大会、6時間の部と3時間の部があり、私はyamamoto氏とのチームで6時間の部にエントリーしました。

 この大会、yamamoto氏とのペアで5連覇、昨年は別な若者と組んで、電子カードの調子が悪く速報では2位でしたが、カードの裏の紙のチェックでダントツ1位が判明しました。従って、私としては実質6連覇中でした。

 今回は6時間の部に本州からF島君とSさんが参加しています。F島君は4年ほど前に北大生だった頃、長万部400などでトップ争いをした若者で、最近はフルマラソン(3時間切達成)やアドベンチャーレースで活躍していま。Sさんは、大会後に判ったのですが、オリエンテーリングの専門で、地図読みのレベルは我々の遥か上をいっています。『ロゲイニングの世界大会やF島君と一緒に今年アイルランドで行われたアドベンチャーレース世界シリーズに出場・完走しています。 

 ということで、どう考えてもこのペアには勝てないだろうという見込みで、レースはスタートしました。

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 スタート10分前に地図が配布され、作戦タイムです(写真は3時間の部)。今年は尻別岳の頂上が360点と大変高い。大まかな作戦をyamamoto氏とたてて、スタートです。

 スタートしてすぐ、我々としょうきちさん夫婦は橇折山のオリエンテーリングポイントを取って、尻別岳を目指すルートを取りました。尻別岳の頂上が360点。次に高いポイントが150点ですから、我々は山の登り下りに2時間を犠牲にしても、登るしかないと判断していました。

 途中、あまりに景色が良くて、写真を撮りました。

ルスツロゲイニング七連覇

 しょうきちさん夫婦は速いので、登りでどんどん離されます。

ルスツロゲイニング七連覇

 さらに、私はyamamotoさんの登りのペースについて行くのもやっとです。考えてみれば、今年はブルべ1200の練習と、北海道マラソンの練習しかしなかったので、山登り系は積丹岳の1回だけです。この登りで、想像以上に消耗していた様です。

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 頂上が近づくと、頂上からしょうきちさん夫婦が引き返してきました。これは、ひょっとするとラッキーと思いました。ロゲイニングの基本は一筆書き。同じ道を引き返すと効率が悪くなります。

 我々は山頂から反対側に下ります。非常に歩き(走り)にくい。笹のカットの上に落ち葉、時折倒木、こけ。すり減ったマラソンシューズで参加していた私は5回以上転びました。

 その後は、羊蹄山の麓の真狩からルスツにかけて、一つ一つのポイントが遠く割とフラットなティレインを進みました。

 3時間を過ぎたあたりから、私の体調がいよいよおかしくなってきました。手が攣る、異常に汗と塩を吹く。走るのが遅くなる。

 緩やかな登りでも歩くようになってしまい、yamamotoさんには大変迷惑をかけました。

 ルスツのローソンで水分補給をしたばかりなのに、道の駅の自動販売機に寄ったり、塩タブレットを大量に摂取しても、指ばかりか足まで攣ってきたり。

 ルスツの街で残り2時間くらいあったのですが、私がそのような状態なので、無理せずに効率よく点を取れるコースに切り替えて、本当に最後はゆっくりゴールしました。

 ゴール時点で37.4km。いつもの年は40km以上は走るので、明らかに距離が少ないです。いつもの調子ならば、あと130点は確実に取っていたと思いました。

 我々がゴールした後に、F島君チームやしょうきちさんチームも帰ってきました。それぞれ回ったポイントを聞くと、F島君たちは45kmも走っているとのこと(ただし360点には行っていない)。しょうきちさん夫婦もその後は効率よくポイントを重ねており、この時点で勝利は難しいと感じていました。

 そして表彰式。6時間の部男性部門の優勝は、何と我々のチーム。1700点だったそうです。F島君チームは1660点。男女部門で表彰は別ですが、しょうきちさん夫婦は1680点。6時間も走って上位3チームがここまで拮抗するというのも凄い。

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 しょうきちさん夫婦もそうですが、F島君とSさんは、めちゃくちゃ悔しがっていました。来年必ずリベンジしますと宣言されてしまいました。

ルスツロゲイニング七連覇

 商品は、毎年頂いている野菜セットと私はLA SPORTIVAというメーカーのエコバックを頂きました。

ルスツロゲイニング七連覇

 いつもの年のように、yamamoto氏と野菜を山分けしました。

 その後、ルスツリゾートの温泉に入り、さらにドライブインみゆきで食事。その間ずっとF島君とSさんと一緒でした。本州のオリエンテー^リング・ロゲイニング、海外のオリエンテーリングやアドベンチャーレースの話など、大変面白いお話を沢山聞かせてもらいました。