羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

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『寮生1971年函館』

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『寮生 1971年 函館』 今野敏 著 集英社2015☆☆☆
 舞台は1971年の函館ラサール高校と思われる寮。そこで夜中に屋上から2年生が転落死しますが、その真相を1年生の仲間5人が解明していこうとする小説。
 自伝的な要素が強いのではないかと思いました。推理小説としては、鈍い私でも犯人が判ってしまうほど単純です。でも、自分も大学時代に寮にはまっていたこともあるためか、何か懐かしくなりました。