羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

旭ヶ丘ゲレンデ登り、ハワイ人

 今日は夕方仕事が終わってから、暗くなるまでの1時間ほど、旭ヶ丘スキー場に行きクロカントレーニングをしました。

 火曜日だから、ナイターもあると思ったのですが、スキー場はたぶん猛吹雪のため休み。クロカンコースは全く圧雪なし。ゲレンデも新雪15cmほどです。

 仕方がないので、スキーオリの新雪練習だと考え、ゲレンデを旧2合目付近まで(ほんの100mほどだと思います)登り、下ってまた登るを繰り返しました。

 1回2分ほどで、50分ほどやっていましたので、25往復くらいしたのでしょうか?後半は自分のスキーで圧雪されて、少し登りやすくなっていました。

 もう一人、スノーボードをやっている人がいました。「登るとき踏んで下さると助かります」と私が言うとうなずいていたので、日本人だと思っていました。

 何回か滑ってお互いが下でぶつかりそうになった時に話してみると、日本人の様な顔立ちも微かにあるけれど、外国人でした。ニセコ地区はあまりにも外国人が多く、いちいち話しかけることはめったにしないのですが、お互いに一人きり。「I thought you are japanese」と私から話し始めました。

 彼はハワイのオアフ島北部のサーフィンが盛んな所から来たとのこと。母が日系人、父がハンガリーユダヤ人ということで、私の興味をそそりました。祖父は1929年にドイツからハンガリー人と偽って渡米したようです。母方の故郷は長野県上田市で、明日長野に向かうとの事でした。本人は1956年生まれだと言っていました。

 ハンガリーの踊りの事やマジャール語の事などを話しましたが、彼は全く分からないそうです。宗教もユダヤ教ではなくカトリックという事でした。

 彼にとって、クロカンスキーでただひたすらゲレンデを登り下りしている私は、かなり奇怪なものに見えていたようです。クロカンの事やスキーオリの事をはじめ、いろいろ自分の事も話してしまいました。何語であっても、人と話すのは楽しいものですね。

 英検準1級のCDとかをクロカンの時など最近は聞いているためか、結構よく言っていることがわかり、調子にのって答えていると、完全に英語がわかる人と思われたのか、語彙が難しくなってしまって分からない部分が増えてしまいました。

 わざと、英語があまりよく分からない様な素振りを会話の初めの方で入れた方が、相手が気を遣ってゆっくり目に話してくれるだろうから、今度からはそうしてみようかと思いました。でもそれでは英語のトレーニングにはあまりならないでしょうか。