羊蹄・ニセコを走る、世界を走る?2

自転車、クロカン、オリエンテーリングが趣味

『夢は僕らのロケットエンジン』

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 今日は、実家に固定ローラーを設置し、2時間ほどアンタレスに乗りました。メーターが表示されず、スピードや距離は適当に時速25kmとして計算しました。

 見たDVDが、赤平市にある植松電気の植松努さんの講演会「きみならできる、夢は僕らのロケットエンジン」です。

 小さな町工場が、リサイクル現場のマグネットを開発し、日本シェア90%以上となり、さらにはロケット開発、人工衛星開発、家庭内暴力から子供を救うために自信を持たせるための新たな教育施設の建設と、矢継ぎ早に新たな事業をおこなっている会社です。

 この講演、かなり面白かったです。

 植松さんは昭和41年生まれ。話の中で印象に残った言葉は、「日本は1のものを10にしたり100にしたりすることのできる会社は増えてしまったけれど、0を1にすることが出来なくなってしまっている。」とか、「どーせ無理は楽をするための魔法の言葉。そして楽をすると無能になる」とか。

 植松電気の経営方針は「(1)稼働率を下げる (2)なるべく売らない (3)なるべく作らない」だそうです。大量生産大量消費に対抗しているのですね。なのに実際の売り上げは急増しているそうです。

 その他にも、「できるわけがない。どーせ無理などは人の心を殺す言葉。特に子供たちに言ってはいけない」。「誰もやっていないことをやると世界一になれる」。「感動=CAN DO」などなど。諦めた大人たちに対する批判や皮肉は辛辣ですが、前向きな話には引き込まれてしまいました。

植松電気のHPです。

http://uematsudenki.com/UE1/HOME.html